(写真:ツタンカーメンマスク)
ピアスは古代からのお守り?!
ピアスの歴史は、古代インダス、エジプト文明にさかのぼる。
ジュエリーのルーツを調べてみると、とっても興味深いことに出会います。
ピアスの歴史は非常に古く、インド、エジプトといった古代インダスやエジプト文明まで遡ることになります。
そのルーツは、邪悪なものから身を守るための魔除け。
古代の原始信仰では、人間が病気などをするのは悪魔の仕業であると信じられていて、人の体に開いている穴は、外界から魔物が入ってくる場所と考えられてきました。
そのため、耳に光り輝くものをつけて、暗闇に棲む魔物を遠ざけようとしたとのこと。
(写真:広隆寺弥勒菩薩)
ピアスは日本でもお守りでした。
縄文時代、ピアスは知恵を得るためのおまじないだった。
日本でも、古墳時代から、繊細な金で装飾された大層美しいピアスが作られていたそうです。
広隆寺の弥勒菩薩も、大きな耳たぶに大きな穴が開いています。
縄文時代、ピアスは知恵を得るためのおまじないだったとのこと。
古代エジプト、ギリシアの他にも中国や新大陸でも、ピアスはたくさん出土しています。
世界のあちらこちらで、ピアスが出土!
ピアスは邪悪なものから身を守る大切なお守りだったんですね。
(写真:ピグの部屋)
現代でも、諸外国では子どもの豊かな成長を願ってピアスを贈る習慣があります。
現代でも国や文化によっては、子供、特に女の子が生まれると、生後間もないうちにピアスを装着させる習慣があります。
子供はことにまだ弱いですから、ピアスをつけて魔物が入ってこないようにするという意味をこめて現代にも受け継がれているのでしょう。
ヨーロッパは陸続きなので、様々な紛争が起こりました。
そんな時、耳のピアスが1食分の食事になるようにと、大切な子供の命の1日分をピアスとして身に着ける習慣があるという話もあります。

1粒のピアスはお守り!ピアスの歴史を紐解くと、最初のジュエリーはピアスが素敵!
ちょっと前までは10年ひと昔と言われていましたが、今は5年ひと昔ともいわれています。ものすごいスピードで世の中が変わっていく。
そのスピードの中で、自分らしく、清浄な気持ちで毎日を過ごすことは、とっても大切なことだと感じます。
太古の昔と現在。まったく違う時代、まったく違う時間が流れています。
けれど世の中に対する不安や心配、安心、安全な日常を過ごしたいという気持ちは、共通するのではないでしょうか。
ジュエリーの中でも、もっともお守りに近いのがピアス。
ならば、この時代に、ただの装飾というだけではなく、お守りとして1粒ピアスを選ぶことができたら素敵。
ジュエリーって、本当に身近なものなんです、まずは気楽に楽しんで♪
■最初のピアスはダイヤモンドがおすすめ!
>>ファーストジュエリーにダイヤモンドをおすすめする4つの理由。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
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