7月の買い付けでしたが、リカット、ポリッシュを終え、バンコクルース第2弾がサロンにようやく到着しました。
まさに八百万の神が宿るような気配を持ったルース。
切なくなるほどに繊細で、敬虔な空気が色となって融合したかのよう。

トルマリンならではのデリケートな発色の融合とみずみずしさ。
バイカラートルマリンが産出される環境というのは詳しくは解明されていません。
わかっているのは、色を発生させる鉄やクロム、バナジウムや銅などの元素が、時間差でトルマリンの中に取り込まれていくらしい、ということ。
そのため1つのトルマリンに2色、あるいは3色といった色が組み合わさるのではないかと言われています。
その組成も神秘に包まれています。

①8.8×4ミリ 1.04CT(56,100円税込み) ②10.2×4.1ミリ 0.99CT(56,100円税込み)
③7×3.7ミリ 0.57CT(11,000円税込み) ④6.6×5.2ミリ 1.03CT(19,800円税込み)
⑤9.1×7ミリ 2.92CT 270,600円税込み)

左:9.6×6.3ミリ 3.54CT (101,200円税込み) 中央:8.1ミリ 2.64CT(66,000円税込み)
右:9.6×6.3ミリ(101,200円税込み)
透明な水の中にブルー、グリーンが溶け込み、混ざり合い、重なり合い、融合する。
ジルコンならではのギラリとした光が内側に宿るにもかかわらず、その気配は静謐。
万物を浄化するような、まさにカタルシスブルー。

左:6.5ミリ 1.4CT(91,300円税込み) 右:6.9×5.4ミリ 1.2CT(91,300円税込み)
神聖宿る木の中を流れる水の気配。
朝日が差し込み、朝露に濡れた木肌が煌くその様子。
レモンイエロー、グレーブルーが重なり、静かに混ざり合うサファイアバイカラー。

左:10.9×5.6ミリ 3.6CT(58,300円税込み) 右:9.3×4.4ミリ 1.15CT(27,500円税込み)
桜の精宿る、そんな気配を持つダイアスポア。
一枝の桜の枝が1ピースの宝石になったかのような神聖な空気。
ペンライトを当てると、ぱっと華やかなピンクに全体が染まり、その内に秘めた妖艶さに魅了される。
砂時計を思わせるシルエットのファセットがエッジを効かせてシャープ。
研ぎ澄まされた美しさ。

上左:12.9×9.2ミリ 8CT(31,900円税込み) 上右:11.5ミリ 8.36CT(33,000円税込み)
下左:14.5×10.9ミリ 11.57CT(45,100円税込み) 下右:11.5×7ミリ 3.62CT(14,300円税込み)
森の中の小川、静かに沸き上がる泉。
森の緑の色が溶け込んだかのようなみずみずしさ。
傷、インクルージョンが多い宝石のプレナイトですが、ほぼ肉眼で見える傷、インクルージョンがないアイクリーン。
さらにほとんどのピースがグリーンイエローで発色するものですが、このピースはブルーベールを纏い発色。
まさに、森の泉の精が一粒の宝石になったかのよう。

左:7.1×5.5ミリ 1.45CT(52,800円)左中央:5.8×5ミリ 1.03CT(80,300円)
右中央:5.8×5.7ミリ 1.03CT(80,300円) 右:6.2ミリ 1.6CT(52,800円)
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
問い合わせ:info@bene-bene.com
電話:03-5565-0750(ベーネ銀座サロン直通)
Facebookコメントはこちら