
なんという深い魅惑でしょう。
オーストラリア ライトニングリッジ産ブラックオパールの神秘性、宇宙観に引き込まれるようなコレクション、ご紹介できる幸せです。
オーストラリアで自社鉱山も持つブラックオパール、ボルダーオパール会社とご縁をいただき、数百ピースのコレクションからベーネ銀座サロンセレクトが叶いました。

オーストラリア ニューサウスウエールズ州ライトニングリッジは、世界でも最高品質のブラックオパールの産地。
火山性であるメキシコ、エチオピアオパールとは全く違った形成過程<堆積性>で形成されます。
その形成過程は今からおおよそ一億数千万年前の白亜紀時代、恐竜が地球を支配していたその時代にさかのぼります。
数百万年の年月をかけて堆積し、固まり、オパールとなりました。
1センチのオパールが形成されるのに約500万年ほどの年月がかかるといわれています。

11.1×16.49mm 4.31ct Sold out
ライトニングリッジのブラックオパールは、気の遠くなるような長い年月をかけて摂氏100度以下の低温状態でゆっくりと少しずつ珪素が堆積することで形成された<堆積性>オパール。
火山活動の影響で、比較的短い時間、高温状態で形成されたメキシコ、エチオピア産の<火山性オパールとの違いがここにあります。

写真左:6.43×8.64mm 1.1ct Sold out
写真中央:7.62×11.3mm 1.97ct Sold out
写真右:5.54×6.97mm 0.76ct 71,500円(税込み)

写真左:8.32×8.92mm 1.71ct 264,000円(税込み)
写真中央:3.88×5.2mm 0.26ct Sold out
写真右:4.4×5.5mm 0.25ct Sold out
ブラックオパールはとても珍しい非結晶の宝石です。
ベーネで多く取り扱っているカラーストーンは、それぞれの成分となる元素がその化学構造に基づいて結晶を作っていますが、ブラックオパールは珪素と水が混ざり合ってできた粒子が集まり形成されます。

写真左:9.21×14.44mm 3.22ct 110,000円(税込み)
写真右:10.64×20mm 5.33ct 374,000円(税込み)
ブラックオパールは、上記で記載しましたが、堆積性のオパールです。
一般的に<オパールは汗、水、乾燥に弱い>と言われていますが、ブラックオパールはこれに当てはまりません。
オーストラリア ライトニングリッジのブラックオパールは火山性のオパールと違い、堆積性で、多孔質ではないので、汗や水分などを吸収することがない、実はとても屈強な宝石です。

写真左:6.26×21.58mm 4.05ct 220,000円(税込み)
写真中央:7.53mm 0.99ct 330,000円(税込み)
写真右:9.82×7.88mm 1.39ct 308,000円(税込み)
私も、これまでオパールは<割れやすい><水につけておく必要がある>などの話しを耳にしていたので、オパールの扱いには慎重でした。
けれど、メキシコオパールの水分が12%ほどとされていますが、ブラックオパールは、水分含有量が5%前後。
ブラックオパールが産出されるライトニングリッジはオーストラリアの砂漠地帯。
長い長い年月をかけて猛烈な暑さ、乾燥地帯の砂漠で形成されたブラックオパールは、実は屈強な宝石なのです。

写真左:10.0×10.27mm 3.28ct Sold out
写真右:5.46×8.21mm 0.83ct 308,000円(税込み)

6.2×16.64mm 2.75ct 104,500円(税込み)
オーストラリア クイーンズランド州で採掘されるボルダーオパールの中で稀に採掘されるオパール成分が筒状に形成され、その形状から<パイプオパール>と呼ばれるオパール。
その中でも多くは乳白色のホワイト系ですが、このピースは透明感に満ち溢れ、たっぷりの厚みを持ち、オーロラが内側に舞い上がるように、沸き上がるように放たれています。
ボルダーオパールは、母岩を残したまま研磨するのですが、このピースは非常に稀な厚いオパール層を持っているため、母岩を切り離し、オパール部分だけをピースにしたもの。
オパールは10月の誕生石、蠍座の守護石。
宝石言葉は<幸福>、<希望>。
この世の中に同じものなど存在しない。
ブラックオパールの深い魅力。
ベーネ銀座サロンの厳選セレクトは、まさに一粒の宇宙。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
お問い合わせはベーネ銀座サロンまで
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