【バイヤー:ふじもと】
10代のときにすごく憧れていたブランドがある。
今でこそ百貨店には必ずあるといっても過言ではないほどの超有名ブランドだが
そのころは、まだ青山の骨董通りの奥のほうに1つ店舗があっただけ。
その頃見て「これは大人なアイテムだな」と勝手に解釈したのが
バロック真珠のピアス。
それまで真珠のピアスといえば、まんまるのものしか知らなかったので
このパールがすごく新鮮に思えた。
以来、私の中でずっとずっと憧れのアイテムの1つだった。
○ィトンやティ○○ニーには全く興味が持てなかったけど、これは別格だった。
そうしてやっと手にしたのが4年前。
今は自分がそのパールを買い付ける立場にある。
真珠とは面白いもので、
バロック真珠ほど本当に真珠が生き物からできた宝石だということを実感させてくれるものはない。
特に、湖水真珠やアコヤのケシなどは無核であるから、なりたい形になり放題。
だからこそ真円であることが奇跡なのだが、個人的にはバロック真珠の個性もかなり好き。
毎回どうしてもバロックを買い付けたくなるので、いつも、自分を抑えるのに苦労する(笑)
↑左が南洋真珠、右がアコヤ
バロックの一番の特徴は誰もが納得すると思うが
2つとして同じ形が存在しない、ということだ。
現在、ほとんどの真珠は養殖されているが、
この真珠はこの形になるんじゃないか等と予測できるものでは全くないらしい。
だから神秘的。
真珠のジュエリーというのはとかく正統派なイメージになりがちなのだが
バロック真珠はカジュアルに真珠が楽しめるってことが魅力。
私が思い入れたっぷりの自分基準でセレクトしたバロック真珠、
是非、自分好みの1粒を見つけてください。
↑湖水真珠バロックコレクション♪
Facebookコメントはこちら