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2024.07.19

ーKa Enaー Luce della Preghiera 祈りの光=燈明

# 銀座サロン

フィレンツェ伝統ズバルツォ・チェゼッロの技法で作られた祈りのための光

灯明(燈明:とうみょう)とは、神仏に供える灯火をいう。
仏教においては、サンスクリット語の「ディーパ」の訳で、闇(無明)を照らす智慧の光とされ、重要な供養のひとつとされる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

生きとし生けるものの命を育む太陽を信仰する古来からの祈りと、散りゆく命を象徴するかのような月への祈り。
その光を燈明に託し、私たちの日々に、祈りのための光があったらと。
フィレンツェ伝統技法であるズバルツォ・チェゼッロを用い、作品を作り続ける 何 惠娜 ka Enaさんに、その作成をお願いしました。
両親が亡くなり、実家に仏壇があるのですが、年に数度しか帰省できず、手を合わせることが少ない日常。
その中で、写真と燈明をリビングに置き、日々、手を合わせることができたらと思っていました。

キャンドルも、LEDのキャンドルライトでしたら、安心。
母の好きだった薔薇の花をモチーフにデザイン、製作をお願いしました。
キャンドルスタンドの脚の部分は、宇宙の法則をイメージした渦のラインが黄金比で描かれています。

何 惠娜 (Ka Ena) 工房名: Enissima(エニッシマ) は、フィレンツェに留学し、師匠ジュリアーノ・フォーリアのもとイタリアの銀器・銀細工制作技術を習得。
ズバルツォ・チェゼッロの技法を用いたシルバージュエリーや室内装飾品、カトラリー等を制作しています。
この技法で作品を制作できる日本で唯一の作家。
聖徳太子ゆかりの四天王寺に迎えられた聖徳太子の化身である救世観音像の装飾も手掛けています。
エナさんの作品は、活き活きとした生きもののモチーフを中心にや宇宙や人の文化、繋がりをテーマにしたもの。
祈りの光=燈明の制作をお願いできる作家です。

最古の銀製品は紀元前3000年前と言われています。
紀元前2世紀には、ローマ人がシルバーの採掘をしていました。
古代ギリシャ時代、ギリシャで作られた古代什器類の多くはローマ人のためのもので、様々な用途の銀製品を生み出しました。
その歴史はルネッサンス期を経て、18世紀にはブルジョア階級がフォーク、カップ、水差しなどの新しい銀器を好んで用い、社会的シンボルに。
このため、銀器の加工技術が飛躍的に進歩し、現在に至っています。
この歴史の中で、イタリアの銀加工は、古代にルーツを持つ長い歴史の中で累をみない技術の進化を果たします。

Ka Enaの手がけるズバルツォ・チェゼッロ技法

Ka Enaの手掛ける技法は、イタリア銀器を制作する上で欠かせない技法<ズバルツォ・チェゼッロ技法(打ち出し彫金技法)>。
チェゼッロ技法は、金属板に描いた下絵に沿ってタガネで輪郭を打ち出し、その後、絵柄に合わせて立体的に仕上げる技法。
かたや、ズバルツォ・チェゼッロ技法は、チェゼッロを施す前に裏面から下絵に沿って凹凸をつけ、その後、表面から図柄を立体的に打ち出すので、より彫刻的な仕上がりになります。

古代にルーツを持つ長い歴史の中で累をみない技術の進化を果たしたイタリア フィレンツェの伝統技法ズバルツォ・チェゼッロで仕上げられる世界でたった一つの祈りのための光=燈明のオーダーをサロンでスタートいたしました。
1灯の燈明は20,000円~。
デザイン、お見積もりをさせていただきます。
是非、お気軽にお問合せください。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤)


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