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2026.10.30

Unknown Artifacts NORITO MIMURA オーダー、販売会 11月20日(金)~23日(月)

# イベント情報

静謐と原初の美、時を超える造形。

NORITO MIMURA ― 失われた文明の記憶と、現代の手仕事が交差するジュエリー

11月20日(金)~23日(月) ベーネ銀座サロン

いつ、どこで、誰によってつくられたのか。
何のために使われ、どのような文明の中で生まれたのか。

出所も年代も明らかではない遺物や出土品。
その正体が解き明かされないまま、時を超えて現代に残された造形物には、不思議な魅力があります。

用途も、つくられた時代も、背景にある文明さえも特定できない。
それでも、そこには確かに、かつて誰かが手を動かし、何かをつくり、何かを表現しようとした痕跡が残されています。

Norito Mimura(ノリト・ミムラ)氏のコレクションは、そうした名もなき遺物や出土品からインスピレーションを得て生まれました。

完成された美しさだけではなく、時の経過によって生まれた不均衡や、意図を超えた造形の面白さ。
そして、そこに刻まれた人間の営みの痕跡。

それらを現代のジュエリーとして再構築する試みです。

このたびベーネ銀座サロンでは、Norito Mimura氏の作品を一堂にご紹介する展示販売・オーダー会を開催いたします。

古代の記憶を想起させる造形と、現代の卓越した手仕事が交差するジュエリーの世界を、ぜひご堪能ください。

メタルという無機質な素材に、彫りという「人の営み」が重なり合うとき。

金属は、自然界に存在する無機質な素材です。

しかし、人の手が加わり、そこに意図や感性が刻み込まれることで、単なる素材は意味を持つ造形へと変化します。

Norito Mimura氏が大切にしているのは、まさにその変化の過程。

メタルという均質な素材に、彫りという人間の身体的な営みを重ねることで生まれる、唯一無二の表情です。

一本の線を刻む。
面を削り出す。
深さや角度を変え、光の受け方を調整する。

その一つひとつの行為が積み重なり、金属の表面に複雑な表情と奥行きを生み出していきます。

そこには、機械的な均一さとは異なる、人の手によるわずかな揺らぎやリズムがあります。

それは、時代も用途も定かではない古代の遺物に感じる魅力とも通じるもの。

素材そのものの存在感と、人の営みが刻んだ痕跡。
その二つが重なり合うことで、ジュエリーに時間を超えた存在感が宿ります。

時を超えて残る造形。その不完全さに宿る美。

出所や年代が不明な遺物には、現代の価値観では測ることのできない美しさがあります。

何を表現したものなのか。
どのような意味を持っていたのか。
なぜ、その形でなければならなかったのか。

答えが明らかでないからこそ、見る者の想像力を刺激します。

整然とした左右対称や、計算された装飾とは異なる、偶然性や不均衡の中に宿る造形美。

Norito Mimura氏は、そうした古代の造形物が持つ根源的な魅力を、自身の感性と彫りの技術によってジュエリーへと昇華させています。

過去の遺物をそのまま再現するのではなく、そこから感じ取った造形の本質を抽出し、現代の感覚で再構築する。

そこにあるのは、単なる古典への回帰ではありません。

過去と現在、自然と人為、偶然と意図。
相反する要素を一つの造形の中に共存させる、独自の美意識です。

Laid Back Designs by norito mimura

伝統を知り、その先にある自由を表現する。

Norito Mimura氏の作品を語るうえで欠かせないのが、Alternative(既成概念にとらわれないこと)とIndividualism(個人の価値観を尊重すること)という考え方です。

ハワイアンジュエリーが大切にしてきた、身につける人それぞれの想いや意味を託すという精神性。

その伝統を尊重しながらも、特定の様式や形式にとどまることなく、世界各地の文化や技法、古代の造形から得たインスピレーションを自由に取り入れています。

その独自の表現は、Alternative Hawaiian Jewelry(オルタナティブ・ハワイアンジュエリー)と呼ばれています。

伝統を受け継ぐことと、伝統に縛られないこと。

一見相反するように思える二つの姿勢を両立させることで、Norito Mimura氏ならではのジュエリーが生まれます。

流行や既成の価値観に左右されず、自分自身の感性で美しいと感じるものを選ぶ。

その哲学は、作品の造形だけでなく、ジュエリーを身につけるという行為そのものにもつながっています。

彫りが生み出す、光と陰影の立体美。

作品の魅力をさらに深めているのが、Norito Mimura氏の卓越した彫りの技術です。

深く力強い彫りと、繊細で緻密な彫り。
光を反射する面と、あえて艶を抑えた面。

異なる質感を巧みに組み合わせることで、金属の表面に豊かな陰影と立体感が生まれます。

光の角度によって浮かび上がる模様。
見る位置によって変化する表情。

その奥行きは、平面的な装飾では表現できないものです。

また、彫りの流れやリズム、全体のバランスにも細やかな配慮がなされています。

素材の特性を見極め、それぞれに適した技法を使い分けることで、金属が持つ本来の魅力を引き出していきます。

古代の遺物が長い時間を経てなお人の心を惹きつけるように、手仕事によって生み出された造形には、時代を超えて残る力があります。

装飾のためだけではない、造形そのものが持つ美しさ。

それがNorito Mimura氏のジュエリーの大きな魅力です。

Norito Mimura ― 作家プロフィール

1978年、北海道函館市生まれ。

高校卒業後に渡米。Monterey Peninsula CollegeのJewelry & Small Scale Metal Arts科にて、ジュエリー制作と金属工芸を学ぶ。

卒業後はハワイへ渡り、ハワイアンジュエリーの名門 Philip Rickard Honolulu Corp. にて、ファクトリースタッフとして3年間勤務。

帰国後は日本支社の設立に携わり、代表として11年間活動。

2016年に独立し、久留米を拠点に自身の作品制作を開始。

現在はジュエリー制作に加え、彫りのセミナー講師やイベントでのデモンストレーションなど、培ってきた技術を伝える活動にも力を注いでいます。

時を超える美意識に触れる、銀座での特別な4日間。

年代も用途も定かではない遺物が、なぜこれほどまでに人の心を惹きつけるのでしょうか。

それは、そこに残された造形が、単なる物質を超えて、人が生き、考え、手を動かしてきた時間を感じさせるからかもしれません。

メタルという素材に、彫りという人の営みを刻む。

Norito Mimura氏のジュエリーには、過去から受け取ったインスピレーションと、現代の作家の感性、そして熟練した手仕事が共存しています。

実際に作品を手に取っていただくと、写真では伝わりきらない彫りの深さや質感、光によって変化する表情をご覧いただけます。

また、期間中はオーダージュエリーのご相談も承ります。

作家の美意識に触れながら、ご自身の感性に響くひと品を見つける時間。

時代や流行を超えて、永く大切にしたくなるジュエリーとの出会いを、ベーネ銀座サロンでお楽しみください。

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

この期間は、Noritoさんの作品販売、オーダージュエリーを承ります。

会場:ベーネ銀座サロン
期間:11月20日(金)~23日(月)
ご予約はこちらから
ご予約、お問い合わせはベーネ銀座サロンまで。
03-5565-0750(サロン専用回線)
info@bene-bene.com(メールでのお問い合わせはこちらから)

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担当:内藤