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ジュエリーのコーディネート、金種はミックスして良いの?
「持っているネックレスがイエローゴールドだから、
リングもイエローゴールドじゃないと、おかしいかしら?」
お客様からこのような質問を受けることは、とても多いです。
おそらく、誰も教えてくれないけれどみんな気になっている、そんな疑問ではないでしょうか。
最初に答えを言いますと「ミックスして良い」のです。
と言ってもわかりずらいと思いますので、
コーディネートのヒントを紹介していきます。
■一番簡単で誰でもオシャレに見えるコーディネートとは?
イエローゴールドにはイエローゴールド
ホワイトゴールドにはホワイトゴールド
と地金の色を金一色、銀一色と合わせるとキレイにまとまります。これは王道。
ここで知っておきたいのが「パリュール」という言葉。
パリュール( parure )は、さまざまのアイテムが揃ったジュエリーのセット。
パリュールは17世紀のヨーロッパでは人気が高く、王侯貴族や富裕層が予約制作するものであり、地位、権力、政治力を表す指標であり、女性がジュエリーのセットを身につけないことは社会的に受け入れられないことだと考えられていた。(wikipediaより抜粋)
女性の着けるジュエリーは元をたどれば「セットで着ける」ことが前提でした。
ですから、金種を揃えるだけでなくデザインも揃えて一緒に着けると、よりきちんと感がでてフォーマルな場にも使えるスタイルになります。
■違う金種を組み合わせてオシャレに身に着ける3つの方法とは?
「そうなると、やっぱり金種をミックスするのは難しそう」と思ったそこのあなた、ちょっとお待ちください!
お手持ちのジュエリーを思い浮かべてみてください。
気に入ったものが、毎回、同じ金種とは限りませんよね。
せっかく気に入って手にしたものなのに
「金種が違うからコーディネートできない」
と出番が減ってしまうのはとても残念。
ポイントをおさえればイエローゴールドとホワイトゴールドを組み合わせたコーディネートも簡単にできます。
これからお話しする金種ミックスのコーディネートにぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.「耳元と首元の金種は合わせる」/違う金種をコーディネートする方法
金種をミックスしてコーディネートする際に、まず注意したいのは「アイテム」です。
耳元と首元は距離が近いので、ジュエリーの金種を合わせましょう。
まとまりのあるコーディネートに仕上がります。
ピアス、イヤリングがホワイトゴールドなら、ネックレスもホワイトゴールドという具合です。
逆に、リングは、耳元や首元と距離が離れているので
違う地金の色のジュエリーを組み合わせてもあまり違和感無いのです。
2.「コンビのアイテムを混ぜてみる」/違う金種をコーディネートする方法
やっぱり、イエローゴールドとホワイトゴールドのジュエリーを一緒に着けるのは勇気がいる、
という方は、コンビネーションのアイテムを取り入れてはいかがでしょうか。
画像のコーディネートはピアスのキャッチがコンビネーション。
コンビネーションのアイテムは複数の地金の色を持っているので、
どちらの金種とも気軽にコーディネートができます。
リングも同様にホワイトゴールドとイエローゴールド同じくらいの幅のものを重ねると
コンビネーションリングのような美しいコーディネートに仕上がります。
3.「宝石の色はそろえる」/違う金種をコーディネートする方法
例えば、上の画像のようなコーディネート。
地金の色よりもメインストーンの色の方が印象に残ります。
ペンダントはホワイトゴールド、リングはイエローゴールドと違う金種ですが
メインの石の色合いがピンクで統一されていれば違和感なく一緒に着けることができます。
いかがでしたか?
身だしなみとしてきちんとした雰囲気にまとめたい時は地金の色を揃える、
少しこなれ感を出してオシャレにジュエリーを身に着けたい時には金種ミックスのコーディネート
試してみてくださいね。
■金種ミックスする以外にもコーディネートのヒントをご紹介してます!
>>ジュエリーをおしゃれにコーディネートする9つの方法
(ジュエリーコンシェルジュ 二宮)
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