目次
11月の誕生石トパーズを知っていますか?
トパーズという宝石を知っていますか?
「トパーズ知っている。」という方は、トパーズという宝石にどんなイメージを持ってますか。
ブルー?ピンク?イエロー?よく見る色はそうでも、実はトパーズにも様々な色があるのです。
意外に知らない11月の誕生石「トパーズ」をご紹介していきます。
■目次■
Ⅰ,トパーズってどんな宝石?
Ⅰ-1,トパーズはどこで採れるの?
Ⅰ-2,トパーズの名前の由来は?
Ⅰ-3,トパーズの硬さと耐久性は?
Ⅰ-4,トパーズの鉱物的特徴は?
Ⅰ-5,トパーズの言い伝えや有名なトパーズは?
Ⅱ,トパーズが持つパワーストーンとしての効果とは?
Ⅲ,トパーズが使われているジュエリー
I,11月の誕生石トパーズってどんな宝石?
トパーズあるいはトパズ(topaz) は、
石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。
和名は黄玉(おうぎょく)。語源ははっきりしておらず、
ギリシャ語で『探し求める』を意味する『topazos』(トパゾス)からという文献もあれば、
サンスクリット語で『火』を意味する『tapas』からという文献もある。産出地である紅海の島
(現在のザバルガート島、英名セントジョーンズ島(en))
の周辺が霧深く、島を探すのが困難だったからとされる。
(Wikipediaより)
透明感のあるオレンジがかったイエローが
とても美しく、その色彩はシェリー酒にたとえられます。
トパーズは黄色のほか、
無色、淡いブルー、グリーンピンクなどが見られ、
稀に赤を産出することもあります。
ピンクと赤はクロムによって色が生まれ、
他の色は自然界の放射線あるいは他の元素によって生じるものです。
Ⅰ-1,11月の誕生石トパーズはどこで採れる?
ブラジルのミナスジェライスや
コロンビア、マダガスカルなどで算出されます。
山吹色のトパーズ、通称「インペリアルトパーズ」は
ブラジルのオーロプレートでのみ産出されます。
▲左端:ブルートパーズ、右端:ホワイトトパーズ
Ⅰ-2,11月の誕生石トパーズの名前の由来は?
トパーズという名前は
ザバーガドと呼ばれている紅海の小さな島の
古ギリシャ名トパジオスに由来しています。
この島はトパーズを産出したことはありませんが、
かつてはペリドットの原産地でした。
(ペリドットは、現代鉱物学が発展する前はトパーズと混同されていました。)
サンスクリット語(インドの古代言語)の
「火」を意味するトパスまたはタパズという言葉が起源だとする説もあります。
Ⅰ-3,トパーズの硬さと耐久性は?
硬度は8ですが、結晶の上下方向に劈開性があり、
強い衝撃を与えると内部亀裂が発生することがあります。
通常使用では日常的に問題ないと思われる宝石です。
Ⅰ-4,トパーズの鉱物的特徴は?
トパーズには実際には非常に幅広い色を示し、
茶色の他、濃淡と彩度が様々な青、緑、黄、橙、赤、ピンク、紫などの色があります。
無色のトパーズは豊富にあり、
処理して青色にされることがよくあります。
トパーズは多色性を示す石でもあり、
つまり結晶方向を変えると異なる色が見られるということです。
トパーズは基本的には2種類にわかれます。
一つは上にあげたOH-typeでこれは屈折率が高く、
光に長期間さらしても褪色しないとされます。
ブラジル産のいわゆる「インペリアルトパーズ」がこれにあたります。
大半のトパーズがFH-typeです。
ロシア、ナイジェリア、スリランカ、メキシコ、
そして量は少ないが日本で産出するものは
大抵このタイプです。
色は無色、ブルー、ブラウンとありますが、
出回っている「ブルートパーズ」は
ほとんど無色のものに放射線を照射したもので
天然のブルートパーズは意外と少なく、
あってもライトブルーの発色です。
Ⅰ-5,トパーズの言い伝えや有名なトパーズは?
トパーズは
古代エジプト・ローマ時代から使われていました。
しかし、中世にはあまり記述が残されていません。
1678年に出版された
フランスの宝石商タベニールの旅行記『インドへの旅』には、
ミャンマー(ビルマ)でルビー、スピネル、イエロー・トパーズ、サファイヤ、ヒヤシンス(ジルコン)、アメシストなどを産出し、中でもトパーズが大切な黄色の宝石であったことが記されています。
18世紀にはスペインとフランスで人気が出て、
ダイヤモンドが周囲にセットされたジュエリーに使われました。
また19世紀のはじめには、フランスとイギリスで
イヤリングやネックレスの主石として、
トパーズとアメシストが人気が高かったと言われています。
インペリアルトパーズの名前は、
19世紀ロシアに端を発しました。
当時、ウラル山脈がトパーズの主要ソースであり、
そこで採鉱されたピンクの宝石用原石が
ロシア皇帝に敬意を表して命名されました。
この宝石の所有権は皇族に限られていました。
Ⅱ,11月の誕生石トパーズの石言葉と意味は?
友愛、潔白、希望
トパーズ全般で最も特徴的な特性としては持ち主にとって必要なものと出会わせてくれる石であると言う事です。
探し物に会えると言っても良いかもしれません。
仕事、恋愛、人の縁など自分が望むもの、自分にとって必要なものをトパーズは見つけやすくしてくれるのです。直観力と洞察力を高め、曖昧な物事をはっきりさせることで、目の前のもやっとしたものが晴れていき、自分が本当に何を必要としているのか、何を見る べきなのかが分かってくる、そういうサポートをしてくれる石と言えます。
そしてトパーズは、欝蒼とした状態を払い、未来に対して希望をもたらしてくれます。
(パワーストーン意味辞典より抜粋)
Ⅲ,11月の誕生石トパーズを使ったジュエリー
インペリアルトパーズ「ドラマティック」リング 商品番号 TR-108-IPT
豊かに、エレガントにきらめく 気品のインペリアルトパーズ
他のトパーズに比べその輝き、光の反射率が強いインペリアルトパーズ。太陽の光を受けてキラキラと輝き、夜のわずかな明かりでさえも取り込んでドラマティックに煌めきます。
ロンドンブルートパーズ“ヴィーナスライン”ペンダントトップ 商品番号 TP-57-LDB-D
いかがでしたか?
よく目にするブルートパーズや人気のインペリアルトパーズ、ピンクやホワイトといった人気カラーまで、トパーズは知れば知るほど面白い宝石です。
11月がお誕生日の人はぜひ持ちたい宝石ですね。
▼トパーズにまつわるストーリー。coming soon
▼インペリアル<皇帝>の名前が付いたトパーズ。coming soon
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→知的女子必見【誕生石はアミュレット!】みんな大好き誕生石はこんな宝石。
(ジュエリーコンシェルジュ 渡邉)
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