いつも柔らかな笑顔が素敵なY様。
ベーネ銀座サロンだけでなく、御徒町ルース販売会にもよくお越しくださいます。
「好きな色はあるんですけど、ルビーは別格です。」なのだそう。
ベーネに出会っていただいたのもルビーがきっかけでした。
今回はそんなY様のこだわりを伺いました。
黒字:Y.Yさん
青字:ジュエリーコンシェルジュ 二宮佳奈
■自分の心が浮き立つものにお金を使いたい。
収集癖は昔からです(笑)
_______ジュエリーに興味を持ったのはいつ頃でしたか?
子供の頃から石が好きで。
母親とか叔母が持っているジュエリーを眺めるのはもちろん、ずっと好きで。
ただ、まあ子供のね、触るもとしてはちょっと高価なものなので(笑)
子供の頃は綺麗な、それこそビーズだったりとか、
そういうものでちょっと遊んでたりっていうのはもともとあったんですね。
色に対するこだわりは多分子供の頃から強かったみたいで。
好きな色とかについてはその頃から収集癖はありましたね(笑)
収集癖は昔からです(笑)
_______子供の頃から石を集めていらっしゃいましたか?
子供の頃は積極的に集めるというより、人が持っているものでも見るだけで楽しかったという感じなんですよ。
で、いざ自分がある程度自由になるお金が持てるようになった時に、
何にお金を使おうかなって思ったら、
やっぱり自分が見て楽しいものとか、心が浮き立つようなものにお金を使いたいってなって。
まあ、普段は本を読んだりとか、音楽を聴いたりとか、映画を見たりとか、そういうことにお金を使うんですけど、
それがいつの間にかどんどんどんどんこっちに比重が(笑)
■やっとルビーを着けられる歳になった気がした。
そんな時にベーネで理想のルビーに出会った。
_______ベーネを知ってくださったきっかけは何でしたか?
最初は普通に売っているジュエリーの中で、
比較的自分の好みのものを選んで買うっていうのが多かったんですけど。
ある程度指輪だったりネックレスだったりとかで、好みのものが集まってきた時に、
ルビーに関しては、自分の誕生石っていうのがあって、
色とか品質に対してすごくこだわりがあるので、
「いや、これは私の中では違う」っていうのが結構あって。
「あ!これいいな」ってルビーになかなか出会った事がなかったんですよ(笑)
_______厳しいですね。
ただ、やっぱりいつかはほしいなっていう思いがあって。
まあでも、どうせ手に入れるんだったら、ピジョンカラーのルビーが良いなっていうのがあったんですね。
_______最高と言われているカラーですね。
でも店頭で見ても、普通に売ってるピジョンブラッドのルビーって、それこそダイヤで うわーって取り巻かれてたりとか。
私が探し始めた当時20代後半ぐらいからまあ、30代ぐらいになってからなんで、その年代でね(笑)
普段気軽に自分が身につけようって思った時に、使えるリングじゃないなっていうのがあって。
ただ、飾っておくのは嫌で。どうせなら使いたくて。
そうなった時に、じゃあ自分が使いたいルビーを、
普段自分が身につけられるような状態のもので手に入れるにはどうするんだってなったら、
もう、ルースで買って、自分で作りたいように作るしかないかなっていう(笑)
自分が買える値段で、まあ、普段使うってことを考えると大きくなくて良くて、ただ色だけはどうしてもこだわりたくて。
いろいろなサイトを見ていた時にベーネさんのサイトでイメージに近そうだなっていうのでお見かけして。
ただ、見ないで買うのはさすがにちょっとためらわれて(笑) ベーネさんにお問い合わせをしたのが最初なんですけど。
_______Yさんと言えばルビーというくらいルビーのイメージがあるので(Yさん爆笑)
以前からたくさんお持ちだったのだと思っていたのですが、となるとその時初めてルビーを手にされたということですか?
ルビーがメインストーンのものは初めてだったと思います。
なんか、妥協で買ったちょっとこう可愛らしい色合いの、
私の中ではルビーというよりちょっとサファイア寄りなんだよなっていうのは持ってたんですけど。
_______そのタイミングでルビー デビューをしよう!という気持ちになったのはなぜでしょうか?
なんか、年齢的に、あんまり赤すぎる?それこそピジョンカラーのルビーってあんまり若いとなんかつける勇気が出ないというか。
なんかこう、負けるというか、圧倒される気がしてて。
その時ちょっと自分の中で「そろそろいけるのかな!」っていう感じだったんですよ(笑)
_______そのタイミングでベーネと出会っていただけて嬉しいです。
そこからはちょっとタガが外れたように(笑)
好きな色のルビーを見かけると買いあつめるという衝動が(笑)
こちらがベーネで一番最初にお求めいただいたルビーのリング。
■ルースを選ぶ基準は色です。
それは好きな色だったり、直感だったり。
_______Yさんがルースを選ぶときの基準は何ですか?
それはもう色です!
色と自分の中の、その時のインスピレーションに近いもの、とか。
_______色と言うのは好きな色ということですか?
好きな色っていうのもあるしー、その時の自分が欲しい色なんだと思います。
その時だけなんか気になる色もあったりするので。
基本的には、出会いかなーと思ってるんで、石は。
なので、今はちょっと良いなと思うけど、その時にあきらめがつくものはそのタイミングじゃないかもしれないっていうのは思います。
_______今じゃないなーみたいなこともあるんですか?
すごく綺麗だけどー、普段だったらこっちを選ぶんだけどこっちの方が気になるっていう。
普段だったらあんまり気にならない石が、今は気になるっていうのがたまにあるので。
多分こちらでいただいたルースとかでも、あ、今日はそっちなんだ!っていうのがたまに(笑)ある気がします。
______いつもと違うものを選んで、あーやっぱりあっちだったなー、とかっていうことは全くないですか?
基本的には全くないです。
_______信じた道を。
基本的には(笑)
ただー、すごくこう、ね、お値段が手の届くお値段と、そうじゃないお値段が多分自分の中にあって。
でも頑張っても、絶対今じゃなきゃダメな気がするっていう時には・・・ちょっと頑張ります!(笑)
_______Yさんのお好みの色は、いつも選ばれる石を見ていてわかる気がします。
石の形についても、角のあるものが好きって良くおっしゃっていますよね。
角のあるもの好きです。はい(笑)
なんか、とんがってるものが気になるたちみたいです。
_______それは色の見え方が面白いからというようなことですか?
それもある気がします。
なんかラウンドはラウンドでもちろん綺麗だし、
カットも均一なものが多いので反射も大体均一になってくるので、
見ていて、こう「あ!綺麗だな」っていう安心があるんですけど。
ただ、トリリアントだったりするとカットの中で、
ちょっと言葉は悪いですけどイレギュラー感が生まれて、
角度を変えて見た時に「あ!こういう風にも見えるんだ!」っていうような、
新しい部分が見えたりするのも楽しいっていうのがあるのかなーって思ったりします。
■ベーネはルースを探そうと思った時にちょっと聞いてみようと思えるところ。
_______色々な所でジュエリーをご覧になったり、オーダーなさってる中で、ベーネの好きなところ、来てくださる理由は何ですか?
色石のクオリティとかはダントツな気がしてて。
_______おー、嬉しいです。
この価格でこのクオリティのものが手に入るのであれば、
一旦ちょっとまず探そうってなった時にちょっと声をおかけして聞いてみようかな、
あるかなっていう風に自分の中で思えるところというか。
_______御徒町ルース販売会にもよく来てくださいますね。
普段から、御徒町は業者さんだけのお店もいっぱいあるんですけど。
一般の方でもフラッと入れるお店も中にはあるので、その数件をたまに休みの日に見て回ったりとかして。
あ!このクオリティでこの値段だったらっていうのとか出会えたりもするので。
あとなんかそろそろこの辺の石も欲しいんだよなって思ってる時に、それこそルースデーとかイベントの時にお伺いすると、ある。みたいな(笑)
_______いつも引きが強いですよね。
なんかそうですね(笑)
最近そう言っていただくことが多くなってきて、
なんか、そろそろこの辺の石も本格的にちょっと探してみようかなって思うタイミングでお伺いするとなぜかあったりとか、するので(笑)
何だろう、タイミングがあるのかなーと。
_______先にこういうのが欲しいというイメージがあって選ばれるんですか?
そうですね。あったりします。
何かを作りたいと思ってる時に、ここにはこの色が欲しいなとかこの形が欲しいなっていうのが結構あって。
それこそこのステーションネックレスもそうなんですけど。
最初は丸で持ってた物があって、ちょうどステーションにするには良い色かなって思っていて。
昔使ってたそれこそ安く買ってたアクセサリーから外した細長いマーキスの石が残っていたので、
「どうせならこれも混ぜたいな、これ結構好きだったからこれちょっと何かに使いたいな」っていうのがあった時に、
じゃあ丸だけじゃなくて、三角があっても四角があっても良いんじゃないのっていう(笑)
_______発想が自由ですよね。
そうなんですよ(笑)
で、そうなると、じゃあいろんなところに配置したいから、ある程度長さも欲しいし、てなると石を出さなきゃいけないしー(笑)
バランス良くするには、いろんな色があった方が楽しいしー、やっぱりいろんな形が欲しいなって思ったり(笑)
っていうのがいつものパターンな気がします。
_______基本的には石を見て、作りたいものを考えますか?
もあります。
例えば今まであんまり意識してなかったけど、
あー、これすごく良いなっていう感じで目についたら、
「じゃあこれをどうしたら私は使うかな」
「この石を何かにするとしたら他に何があったら面白いかな」
っていうところから、じゃあ次はこれを探してみようっていう感じでいつも。
_______これはルースで置いておこうってものもありますか?
ルースで眺めるのは楽しいんですけど、形にはしたいなーと思っていて。
ただ、まだその順番じゃないものはあるのかなって。
なんかその時に、思いついたイメージがあったら、それに近いものからドンドン組み合わせて使っていったりっていう。
_______基本的にY様のところに来たルースは、いつかはジュエリーにしたいと思っているということですか?
なると、思います。
_______それがゆっくりだったりー、早かったり(笑)
するのは差はあると思うんですけど。
■重ね着けをするようになったのもあのルビーを手にしてからな気がします。
_______いつも素敵にリングをコーディネートされていますが、昔から重ねづけには抵抗はありませんでしたか?
逆に若いときはあんまり重ねづけしなかったです。
シンプルに1つでつけることが多かったです。
_______いつ頃から変わりましたか?
えー、いや、でも、やっぱりルビーに手を出してからな気がします(笑)
_______意外です。割と最近なんですね!
そうですそうです(笑)
それまでは、着けても左手にピンキーで一本、右の薬指一本、みたいなのが多かったです。
だけど、そのルビーに手を出して「あ、着けられる」ってなった時に、何かタガが外れた気がします(笑)
_______大人の階段登る(笑)
そんな気はしなくはないです(笑)
それこそ石の形もそうなんですけど、
ストレートなリングももちろん使えるし、何本も持ってるし、
まあ、あるととっても便利なんですけど、
それだけじゃなくてなんかちょっと1つ極端なものが欲しくなるっていうのがあって(笑)
なので自分でなんか、バランス良く使いたいな、とは思います。
_______そのバランスというのはどういうことですか?
なんだろう、どこまでいけるかなって試したくなるんですよね(笑)
どこまで重ねられるかなとか(笑)
これとこれ組み合わせ多分しないだろうけど、組み合わせたら面白い気がするなっていうのを、思いついたら試したくなっちゃう(笑)
シンプルなものと、ちょっと極端なものを一緒に使いたい。
合わないかもしれないけどとりあえずやってみたいっていう(笑)
■ネイルも含めて自分の手なので。
_______いつも綺麗にネイルされてますよね。
ネイル好きですね。趣味です(笑)
_______それにもこだわりがあったりしますか?
ベースに使っている色は何年もずっと同じで、自分の手に1番馴染む色がこれかなーっていう。
ネイルも含めて自分の手なので、そこに関して、あんまり違和感がないものをもしかしたらジュエリーも選んでるかもしれないですね。
_______ジュエリーとのバランスも考えてらっしゃいますか?
考えてはいるんだと思います。でも普段は意識してないかもしれないです。
当たり前の、自分の状況なので(笑)
_______ネイルでジュエリーみたいに挑戦ということはしないですか?
仕事もあるので、仕事の時にあんまり、支障がないレベルで、ネイルに関してはやろうと思っているんですけど。
まあ、あの、10月のね(笑)ハロウィンの時期だけはちょっと極端にしても許そうみたいな(笑)
■ジュエリーは自分にとっての日常。洋服と同じ感覚かも知れないです。
_______ジュエリーはお仕事の時もされてますか?
してます。
ただ、極端なものというか、割と大ぶりなものは、休日に。
今日は人差し指にゴツいの着けてますけど、仕事の時はこれがない感じです。
ピンキーリングは絶対ついてます。
_______いつもリングとネックレスは両方着けていますか?
ネックレスはない時もあります。
ただ指輪はやっぱり、こうふとした時に目に入るので、ないと寂しいというか。
こう、寝坊したりしてうっかり着け忘れて出かけちゃうと、なんかこう、落ち着かない(笑)ソワソワする(笑)
あって当たり前なものなので、なんかちょっと足りないなってなるのでー。
なので、カバンの中に実はいつもジュエリーケースが入っていて(笑)
家から着けて来るの忘れた時には、あ、カバンに入ってるやつを…っていう。
時のために持ってる…(笑)
なのでうっかりカバンを変えて入ってないと「持ってなかった(小声)」ってなってしまいます(笑)
_______Yさんにとって、ジュエリーはどんな存在ですか?
えー。当たり前に身近にあるものなのでー(笑)
あんまり意識してなかったかもしれないですけど(笑)
なんか、洋服着替えるのと同じように使うものかな。
服を選ぶのと同じ感覚で選んで着てるかもしれないです。
しまって眺めるのももちろん楽しいし、そういうジュエリーもあるんですけど(笑)
普段から身につけられるもの、特別な日に身につけるものは、少し差はあるんですけど。
基本的には自分にとっての日常。
_______「服を選ぶのと同じ感覚」とても共感します。今日はたくさんのこだわりを伺えてとても楽しかったです。ありがとうございました。
(聞き手・構成 二宮佳奈)
Y.Yさん
ベーネデビューは2015年。
石好き。「今度はこんな石を探していて」とおっしゃると大抵イメージのものが出てきてしまうという強い運の持ち主。
おっとりとした雰囲気の中に並々ならぬこだわりの強さを感じます。
セレクトしたルースを元にジュエリーを作成、柔軟な発想でコーディネートを楽しまれています。
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