正しいジュエリークリーニング、していますか?
日経新聞に、ジュエリークリーニングの大切さを記事にしていただきました。
日頃の装いで、「ジュエリークリーニングがポイントになりそう!」と日経新聞の記者Hさんがインタビューに来てくださり、大切なポイントをキャリアウーマンの方々にお知らせしたいと記事にしてくださいました。
ベーネベーネでは、ジュエリーメンテナンスの大切さをお話しすることも多いのですが、実際、間違ったジュエリークリーニングや装着の仕方をなさっている方も多く、お話しするとみなさん、驚かれます。
目次
ジュエリーを長く美しく楽しむために大切なこととは?
まずは、最も大切なことは
<ジュエリーは、身支度の最後に身に着けて、帰宅後、最初に外してひと拭き!です。>
ジュエリーは固く壊れにくいと感じていませんか?
ジュエリーは、モース硬度という固さの基準を持ちます。
例えば、ジュエリーの土台となる地金18金のモース硬度は3。ガラスがモース硬度5なので、ガラスよりも18金の方が柔らかいということになります。
繊細なディテールや細さを持つジュエリーは、扱い方次第で傷がつきやすく、石(宝石)を留めている爪が、洋服に引っかかっただけで折れてしまったり、
電車の吊革をぎゅっと強く握っただけでリングは変形することもあります。
モース硬度は、ひっかき傷のつきやすさの数値でもあります。
18金よりもモース硬度の高いものとぶつかったり、擦り合ったりすると、小さな傷がつきやすく、
そこにファンデーションやクリーム、日常の汚れなどが付着し、変色につながることも多くあります。
ジュエリーを美しく扱う身支度の順番は?
メイクして、身支度した最後にジュエリーを身に着けることで、洋服に引っかけたり、クリームなどの油脂がジュエリーにくっつくことを軽減させましょう。
日常で、手を洗うときは、いったんリングを外しましょう。
石鹸やハンドクリームは油脂でできています。
その油脂がリングにくっついたまま放置すると、その油脂に汚れが重なり、宝石や地金のくすみの原因になります。
帰宅したら、最初にジュエリーを外し、ここで、ジュエリー専用の柔らかいクロスでさっとひと拭きしてください。
一日、身に着けているということは、下着と一緒。体の汚れがジュエリーにも付着しています。
さっとひと拭きすることで、油脂にまつわる汚れを取ることは、長くジュエリーをきれいに身に着けていただくためにとっても大切なポイントになります。
(ジュエリークリーニング前)
(ジュエリークリーニング後)
ジュエリーのくすみが目だつようになったら、ジュエリー専門店でクリーニングを!
ジュエリークロスで拭きとれない汚れ、中性洗剤液で洗浄してもなかなか取れないほどに汚れたジュエリーは、専門店でのクリーニングがおすすめです。
ご自宅でも、薄めた中性洗剤液に漬けて汚れを落とすこともできますが、その時、気を付けたいのが、ブラシで強く擦ったりせず、中性洗剤が残らないように十分に水で洗い流すことです。また、それを十分に乾燥させることです。
ブラシで汚れを取ろうとすると、石(宝石)部分はきれいになっても、地金部分に小さな傷をつけてしまうことがあります。
十分に洗剤を洗い流さないと、そこにさらに汚れを付着させる要因を作ることになります。
ベーネでは、ジュエリークリーニングをするとき、ジュエリーの爪や石(宝石)の状態、傷を細かく拝見しています。
ジュエリー専門店でのジュエリークリーニングは、そのジュエリーを大切にお使いいただくための大切なメンテナンスになります。
是非、お手持ちのジュエリー、一度、ベーネ銀座サロンまでお持ちください。
プロの洗浄で、驚くほど美しくジュエリーが蘇ります。
■ジュエリーはきちんと保管しないと、思わぬトラブルが・・・
>>ジュエリーは壊れにくい?!ジュエリーの正しい扱い方、しまい方
■お肌の汚れは、すっきり落とし、うるっと潤す。
>>いらないものだけを取り除く洗顔でないと、余分な皮脂を増幅させてしまう!
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
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