目次
リボンモチーフの由来や意味を知る
「結びつける」ことをあらわし、「約束」「絆」などの意味をもつリボンモチーフ。
恋愛はもちろん、家族や友人、仕事の人間関係など、あらゆる心の結びつきを深めてくれるといわれます。
リボンを目にすると、心がふんわりと優しく包まれるような気がして、私も大好きなモチーフのひとつ。
ラッキーモチーフとして人気の高いリボンですが、一体どんな由来があるのでしょう?
リボンモチーフについて調べてみました。
リボンモチーフの由来とは?
衣服を留めたり、髪をまとめたりと、人の歴史の始まりから身近にあったリボン。
古代エジプトの壁画などでも、リボンで髪を飾る女性の姿がみられます。
意味あるモチーフとしてリボンが身につけられるようになったのはいつの時代からでしょうか?
リボンモチーフの起源
古代ギリシャの結婚指輪は、ヘラクレスノットという結び目のデザインが人気でした。
ヘラクレスノットは、日本語でいうところの本結び。解けにくいことから、絆を象徴しています。
ヘラクレスノットは指輪以外にも、古代ギリシャの様々なジュエリーで使われていて、
愛、強さ、豊かさの象徴や、魔除けとして着けられていました。
本結びの両端を引くと解けるようにしたものが蝶結び。
そう考えると、これがリボンモチーフの始まりといえるのではないでしょうか。
古代ヨーロッパでは、ひもで結び目を作って魔よけのおまじないをし、
約束を意味する結婚の儀式として、縄やリボンで男女をひとつに結んだといいます。
そういった風習がいつしかヘラクレスノットの指輪へと変化していったのです。
「リボンのパリュール」PT900ローズカットダイヤモンドリング
リボンモチーフの人気はいつから?
リボンといって、まず思い浮かぶ蝶結び。
蝶結びのリボンがモチーフとして使われるようになった起源は定かではないのですが、
装飾品として良く見られるようになったのは中世の終わり頃からです。
16世紀、ゴシック時代の洋服やアクセサリーは、男女を問わずリボンで飾られました。
17世紀、バロック時代にリボン飾りは華やかさを増していきます。服や帽子、靴、あらゆるものがリボンで飾られましたが、
特に男性の権威の象徴としての意味合いが強かったようです。
女性の服や髪飾りとして、リボンが華やかに飾られるようになったのは18世紀、ロココの時代。
ネックレスやブローチなどのジュエリーも、「愛の絆」を深めるモチーフとしてリボンのデザインが大人気でした。
その後19世紀にかけても、リボンは宮廷の女性たちを飾ってきたのです。
日本のリボンモチーフといえば水引
室町時代にはすでに存在していたという水引。
封印としてだけでなく、魔除けや、人と人を結び付けるという意味があります。
蝶結びは本来の水引の結びではないのですが、結び直す事ができることから「何度あっても良い」という縁起の良さにつながるものです。
リボンが世界のあらゆる文化で人と人の結びつきや、縁を象徴しているということに、揺ぎ無いリボンの魅力とパワーを感じます。
リボンモチーフの意味
「人との絆を深めたい、素敵な縁を呼び込みたい」
そんなときにはリボンモチーフを!
「人と人を結びつける」効果があるラッキーモチーフ。
リボンは「約束」や「絆」の象徴です。
恋愛関係はもちろんのこと、家族、友人、仕事関係、人との仲をもっと深めたいときや、
人間関係を大切にしたい方におすすめのモチーフです。
風水でもリボンは「縁を呼ぶもの」とされています。
「ゆれるもの」「風になびくもの」「結ぶもの」は縁を結んだり、相手とのつながりをイメージさせるからです。
実際にゆれたり、なびいたりしなくても、その様子が連想できればよいので、リボンがフリフリするのが苦手でも、
ジュエリーなどでさりげなく取り入れることができますよ。
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→ルビーリング「クラシックリボン」
リボンモチーフって子供っぽい、というイメージを持っていらっしゃる方が多いのですけど、それはデザイン次第。
とくにジュエリーは、大人が満足して着けられるおすすめのアイテムです。
17世紀、18世紀の大人の女性たちのように、優雅な気分でリボンモチーフを楽しんでみませんか。
(デザイナー 本橋)
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