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銀座サロン発ジュエリー工房ベーネベーネの楽しいジュエリーライフ

ベーネ女子のこれが気になる!




知的に素敵に宝石学。2月の誕生石アメシストにまつわるに興味深まる雑学うんちく。

恋人を招き寄せる宝石、アメシスト。
語源はギリシャ語で<酒に酔わない>。宝石言葉は高貴、楽しい夢。

白いドレスに身を包んで隠遁生活を送り、無名のままこの世を去った詩人 エミリ・ディキンスン。
死後、発見された詩篇は、アメリカを代表すると評価されるに至った唯一無二の詩人の生涯が、2017年に映画化されました。

エミリの詩編の中の1つ。

宝石を手にして
私は眠った
その日は暖かく 風も普通で
私はいった 「これなら大丈夫」目をさまして 正直な手を叱った
宝石は消えていた
今はただ 紫水晶(アメジスト)の思い出だけが
私のすべて
新倉俊一 訳編『ディキンスン詩集 海外詩文庫 2』(思潮社)より
本物の宝石を無くしたかわりに、宝石のようにきらめく思い出が残ったというお話。
沢山の宝石の中で、なぜ、彼女はアメシストを選んだのかしら。
そんなことを思い考えながらアメシストを手に取ると、なにかとってもアメシストという宝石は、精神性の高いもののように感じるのです。
言葉の錬金術師と言われた劇作家であり歌人であった寺山修司。<天井桟敷>主宰。
彼の詩集<愛さないの、愛せないの>の中に、アメシストが出てきます。
だれもいなくて
口さびしいときには
口の運動をおすすめします
アメシスト アメシスト アメシスト

何べんも呪文のようにくりかえしていると
心が
なごんでくるのです
寺山修司 <アメシスト>より 
アメシストの宝石言葉は<楽しい夢>。
話し相手のいない時間を、寂しいと感じたら アメシスト アメシストって繰り返してみよう。
その夜は、きっと楽しい夢を見られそう。

神を愛するがゆえ、彼を愛せない――。二つの愛に苦悩する女性を描いた傑作古典ジッドの<狭き門>。
「天上の愛」を求めたアリサと「地上の愛」を求めたジェローム。
アリサは天上の愛を選び、紫水晶の十字架をジェロームに預けようとします。

私はまだアリサに接吻していなかった。
毎晩、彼女の衣装の胸の上に、細い金の鎖でとめた紫水晶の十字架が光っているのがみえた。
安堵のなかで私の心に、希望がまた生まれてきた。(狭き門 抜粋)

ジェロームの愛の言葉に、蒼ざめたアリサ。

その日はほかの日々と同様にすぎた。しかし、夕方、アリサは、紫水晶の小さな飾りをつけずに現れた。(狭き門 抜粋)

アメシストの十字架は、アリサにとっての純愛の表現だったのでしょう。
新潮文庫の、この装丁。
アメシスト色の宝石が、揺れているように
私には感じられて、とっても切ない。

 

▼こちらもご覧ください。
2月の誕生石アメシストとは?
→2月の誕生石は【アメシスト】その高貴な色が古今東西で愛されるワケとは?

(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)

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