「ローズカットで、しかもファンシーカットのダイヤモンドがあるの!」
と渡辺から聞いた瞬間、私の胸はドキドキ高鳴ります。
なんて素敵なのでしょう。
その言葉、どれだけ聞きたかったことか。
ローズカットというだけで数少ないのに、
それがペアシェイプカットやマーキスカットになっている。
これは、滅多にない出会いなのです。
早速どんなジュエリーにするかの検討がはじまります。
手に入ったのは、ペアシェイプ、オーバル、マーキス、
3種類のファンシーカットのローズカットダイヤ。
3種類のカットを全て使って、誰でも着けやすいデザイン。
他のベーネベーネのジュエリーと重ねても
楽しんでいただけるデザインにしよう!
ということになりました。

左:ペアシェイプのローズカットダイヤモンド 右:ラウンドシェイプのローズカットダイヤモンド
■ジュエリーにするのが難しいダイヤ、それがローズカット!
実はローズカットのダイヤモンドは、
ジュエリーにするのがとても難しいのです。
というのも、
ローズカットというのは、底が平らになっているため、
非常に透明感が高いのが特徴であり、最大の魅力。
だから石枠の作り方に工夫をしないと、
ダイヤモンドが透けすぎて、まるで無いように見えたり、
石枠の影によって黒っぽく見えてしまったりします。
このリングはローズカットならではの、水のように清らかな輝きと、
ファンシーカットそれぞれの違い。
しっかりと楽しんでいただけるように、
細心の注意をしながら、デザインを考えていきました。
■ローズカットの輝きを引き立てる
ファンシーカットのローズカットダイヤは、
周りにほんの少しゴールドの縁が見えるようにしています。
縁によってシェイプの違いがはっきりするだけでなく
ローズカットが透けずに、しっかりと輝きを放ちます。
地金の縁には、枝をイメージしたテクスチャーが入れられていますが、
このテクスチャーによって、地金の輝きが抑えられ、
ローズカットダイヤならではの
透明感ある輝きがさらに引き立つのです。
しかも、地金の縁の太さは均一にするのではなく、
上の図のように幅に強弱をつけることで、
それぞれのシェイプの違いがさらに良く分かるようにしています。
2つのラウンドシェイプのローズカットダイヤは、
見え方に変化を付けるため、地金の縁を付けずに。
それによってさらに、ファンシーカットが際立ちます。
だから、どのダイヤモンドもしっかりと存在感を放ち、
シェイプの違いも一目で分かるのです。
こうして、スタッフの間からも、
欲しいという声が聞こえる一押しのリングが誕生しました。
■5つのダイヤモンドは進化や成長を表すお守り
このリングの名前は「サンク」
フランス語で5という意味です。
このリングは、ファンシーシェイプのローズカットダイヤに、
ラウンドシェイプのローズカットダイヤを合わせて、
5つのダイヤを並べています。
というのは、
5という数字が持つパワーを、身に着けて欲しいから。
洋の東西を問わず、
古来から5は中心からパワーが溢れ出している状態をあらわすといわれ、
発展や進化、成長を表す数字なのです。
夢や希望を叶えたい時、
5という数字の持つパワーがあなたをサポートしてくれるように。
そんな想いでこのリングをデザインしました。
自分だけが知っているお守りジュエリー。
あなたの心の支えとなってくれることを願ってお届けします。
◆販売開始!
【数量限定】ファンシーローズカットダイヤリング「サンク」
(デザイナー 本橋)
ファンシーカットのローズカットダイヤがどれだけ希少で、すごいものなのか。
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