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鍵モチーフの由来や意味を知る
幸せの扉を開き、富や健康を招くといわる鍵モチーフ。
古くから幸運のシンボルや魔除けとして身につけられてきました。
ラッキーモチーフとして人気の高い鍵ですが、一体どんな由来があるのでしょう?
鍵モチーフについて調べてみました。
鍵モチーフの由来とは
人々の暮らしのなかで鍵が使われるようになったのは、紀元前2,000年頃からだと言われています。
門を閉じるという役割から、鍵には魔除けなどの効果があると考えられるようになり、ヨーロッパでは古い鍵を魔除けやお守りとして身に付けるようになりました。
2~3世紀古代ローマ、鍵の付いたブロンズ製の指輪
写真:「指輪」淡交社刊より
古代ローマの鍵付きマリッジリング
マリッジリングの歴史も、鍵の歴史と同じく紀元前から続いています。
紀元前2世紀頃の古代ローマでは、婚約が成立すると、鍵付きのマリッジリングが花嫁に贈られていました。
この鍵付きリングからは、家計を妻が握っていたことがうかがわれるのだそうです。
鍵モチーフが主婦の権利を表すシンボルとされてきたのは、このような由来によるのでしょう。
鍵モチーフの人気はいつから?
1800年前後、センチメンタルジュエリーと呼ばれる、愛情を表現したジュエリーが大流行。
センチメンタルジュエリーには、愛を伝えるモチーフとして、鍵をデザインしたジュエリーも多く見られます。
多くの鍵モチーフジュエリーには、宝石名の頭文字をならべると、愛の言葉が紡ぎ出されるようにして、宝石が並べられました。
当時のジュエリーでよく見られるのは、錠前と鍵がセットになったデザイン。
現在でも、鍵と錠をペアで持つと、2人の絆が深まり、愛が強固になると言われています。
鍵モチーフの意味
「家族の絆を深めたい、幸せを招きたい、相手の心を開きたい」
そんなときには鍵モチーフを!
希望の扉を開くといわれる鍵は、幸運や繁栄、健康を呼び寄せるラッキーモチーフです。
閉ざされた心を開き、相手との心の距離を縮めたり、家族の絆を強めてくれる効果があるといわれています。
イギリスでは、21歳の誕生日に鍵モチーフのペンダントを贈る習慣があります。
日本の成人式のように、大人になったことを祝うその日に、昔は親から子へと家の鍵が手渡されていました。
その名残りで、現在では鍵をモチーフにしたペンダントなどが贈られているそうです。
とっても素敵な習慣ですね。
甘くなりがちなモチーフジュエリーも、鍵モチーフなら大人っぽく、おしゃれに着けこなすことができるのも魅力です。
希望の扉を開けるラッキーモチーフ、ぜひ手にしてみてくださいね。
なにか素敵なことが起こるかもしれませんよ。
(デザイナー 本橋)
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