ベーネのジュエリーデザインは大きく3つに分かれます。
1:Bene Bene ベーネがデザイナー
ベーネオリジナルデザイン
2:Bene Premium お客様がデザイナー
お客様のご要望で出来上がるフルオーダーライン。
3:Bene Earth 地球がデザイナー
美しい、世界でたった1つのルースコレクション
今日は、【3 Bene Earth 】まさに地球がデザイナーである世界でたった1つのサロン新着ルースをご紹介します。
何千年、何万年という気の遠くなるような年月をかけて地球の内側で形成される鉱物は、
人の技、研磨、カットされることで美しい宝石(ルース)となって私たちの前に現れます。
まさに地球の記憶を持ったこの宝石は、不思議なことに宇宙の風景を持って地上に現れるのです。
光の粒が湧き上がるように、宝石(ルース)の中を駆け巡るように、とどまることなく沸き上がり、流れ、ほとばしり出る光りの調べ。
まるで宇宙の星々が煌く空間を1粒に閉じ込めてしまったかのよう。
そう、宇宙を万華鏡に仕立てて覘いているような気持ちにさせてくれる、この宝石(ルース)たち。
ひとたびこの宝石(ルース)を手の上に乗せると、もう心は地球の奥底へ、宇宙へと旅を始めるのです。
【 Cosmic Theory】スファレライト ブルージルコン ※こちらのルースは3ピースとも売り切れです。
1885年、アンドロメダ銀河中にそれまで知られていた新星よりはるかに明るく輝く星が現れ、新星を超える天体の存在が確認されました。
まさに、その色を持つブルーの光を宿す宝石、それがこのブルージルコン。
強烈な屈折率の高さ、宝石を正面から見た時に、キューレットと周囲のファセットの稜線が二重になる『ダブリング』により、ぎらりと強く輝く様。
さらに、このルースはジルコン特有のギラリとした発色を持ちながら透明感が溢れ、ブルーグリーンの光で満たされています。
まさに、宇宙の摂理を感じさせるピース。
ブルーのジルコンは目にすることも多いのですが、グリーンの光を抱え込むような発色は稀。
昼間の太陽の下では清涼感に満ち溢れる輝きを放ち、日が暮れるほどに、その色を深めます。
そして、ダイヤモンドに匹敵する屈折率と分散度から、まばゆいばかりの輝きを放つスファレライト。
その内側から黄金色、山吹色、レモンイエローのまばゆい光がグワングワンと沸き上がります。
灼熱の太陽、そのものの光りの熱量が1粒の宝石になったかのよう。
【 Cosmic Theory】ゾイサイト タンザナイト
※こちらのルースは全て売り切れです。
ルースの内側が均一な光と色で満たされるのではなく、デリケートにグリーン、ブルー、パープル、カーキ、グレーの濃淡が交錯し、重なり合い、時に明るく、時に深く発色し、
さらに、明るい日差しの下では澄み切ったみずみずしさで煌き、夕暮れになるにつれ、その色をこっくりと深めるこのゾイサイト。
ルース裏側に施された、なんとも精緻であり、細かなファセット(カット面)により、
その内側に交錯する様々な発色が光の帯となり、湧き上がるように、ルースの中を駆け巡るように、とどまることなく沸き上がり、流れ、ほとばしり出るようにきらめきを放ちます。
見つめていると、このルースの中心に吸い込まれていくような錯覚。
心は宇宙への旅を始めます。
【 Cosmic Theory】オレゴンサンストーン ラブラドライト
※オレゴンサンストーン2点は売り切れです。
右のルースはオレゴンサンストーン。
ムーンストーンやラブラドライトに代表されるフェルスパーグループの宝石で、普通は、白からグレー系が多いのですが、稀に鮮やかな赤系のものが産出します。
その赤系のものは多くが茶色味をおびているのですが、このルースはどうでしょう。
まるでざくろの果実から搾り取ったエッセンスが一粒の宝石になったようなみずみずしい透明感で発色するグレナデンカラー。
赤色やオレンジがゆったりと交錯し、完全なる透明感の中で、とろりと甘ささえ感じさせる発色。
日の光が当たると、ルース全体がぱっと深紅に染まる様子がまた美しい。
センターのオレゴンサンストーンは、オーロラを思わせるオレンジピンクの光の帯が、またしても完全なる透明感の中で、ゆったりと、流れるように揺れ動きます。
そしてルース底からトップに向けて、ローズピンクの光の帯が沸き上がる様。
あどけない、無垢で純真な少女のような美しさ。
そして左はラブラドライト。
神々しいまでの品格。
まさにオーロラそのものが一粒の宝石になったのではと思わせる景色を持ちます。
美しいシェイプ、シルエットのペアシェイプの中で、オレンジピンク、グリーン、イエローの光の帯が静かに重なり、揺れ動き、一時として同じ風景を作らない。
【 Cosmic Theory】レッドベリル ルベライト
※レッドベリルは売り切れです。
写真右はレッドベリル。
レッドベリル (red beryl) とは、赤色を呈する稀産の緑柱石(ベリル)。
別名、ビクスバイト (bixbite) 。
エメラルドと同じ緑柱石であることから、「赤いエメラルド」と呼ばれていますが、
1カラットを越える大きさの石がほとんど取れず、採算が合わないため、この石が取れていたアメリカの鉱山は全て閉山してしまいました。
現在は、かつて産した石が取引できるのみで、それも原石のままでカットなどはなされず、ほぼコレクターズアイテムとなっている幻の宝石。
私がこの1ピースを買い付けた最大の理由は、面傷が確認できないこと、ペンライトの光で強いネオンピンクの光を放つこと。
さらに美しいエメラルドカットであること。
ラウンドシェイプなど気になるピースはあったのですが、この強いネオン感とカット前の原石の魅力を最大に生かしたこのシェイプにはノックアウトです。
そしてルベライト。
その内側に赤い炎を宿し、上質なシルクのピンクのベールを幾重にも幾重にも重ねたかのような発色。
艶やか、色香に包まれる。
わずかに一筆、青を刷いたよう。
妖艶という言葉がこの1ピースを形容するに相応しい。
ルースをセレクトするときに、いつも大切にしていること。ベーネ銀座サロンの<基準>ともいえる条件はそのルース自身が甘さを持っているかどうか。
とろりとした甘さを抱えるかどうか、これが大事。
だから、このルベライトは名前の由来でもある赤をたっぷりと抱え込み、妖艶でありながらバアーガンディーチェリーの香が放たれるような甘さに包まれています。
【 Cosmic Theory】アウイナイト ベニトアイト エメラルド※残りわずかです。個数につきましては、お問い合わせください。
ベニトアイトは1906年に発見された、世界でもアメリカの一ヶ所でしか産出しない稀少石です。
ベニトアイトの名称は、唯一の産地となるアメリカ合衆国カリフォルニア州サンベニト鉱山から由来しています。
カリフォルニア州が世界に誇る稀少宝石として州の宝石(State Stone)に選ばれています。
産地が一ヶ所に限られている為、世界の宝石市場に供給される絶対数が大変に少なく、商業的な採掘はすでに終了しているため、実質、閉山している状態です。
いま市場にあるもの、鉱山主が保有しているものだけだと言われています。
このベニトアイトのまばゆい煌きをグラデーションで買い付けました。
2.2ミリと2.5ミリ。
ラピスラズリの構成鉱物の一つにアウイナイトがあります。
ラピスラズリの最も美しい色の主因とされるアウイナイトはアウィンとも呼ばれ、これはかつての著名な鉱物学者のHauy氏に因んで命名されました。
アウイナイトはいまのところ、世界中でドイツのアイフェル鉱山以外での産出がありません。
アイフェル鉱山は商業的な採掘はすでに終了しており、今後の非常に厳しい環境を考えると、アウイナイトは現在、流通している量から増えることはないと考えられます。
鮮やかなネオン感満ち溢れる青で発色する1.5ミリは15ピース。
そして、2.2ミリの3ピースは、なんとブラックライトを当てるとピンクにカラーチェンジ!
この驚くほどのネオン感を持ったアウイナイトは、超稀少なアウイナイトの500ピースの中から1ピース出現するかどうかの稀少ルースです。
エメラルドはコロンビア産の1.8ミリ。
このメレサイズにもかかわらず、なんという鮮やかなグリーンでしょう。
これらのアウイナイト、ベニトアイト、エメラルドは、もちろん1ピースでシンプルなジュエリーに仕上げても良いのですが、
【Cosmic Theory】コレクションの他のルースと組み合わせると、もう鳥肌が収まらないほどの美しさです。
5月9日、ベーネ銀座サロンでお披露目スタートです。
是非、お出かけください。
また、お問い合わせは、ベーネ銀座サロンにお気軽に!
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
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