バイカラートルマリンが2色や3色の色から生成されている事を不思議に思う人は多いと思います。
しかしバイカラートルマリンが産出される環境というのは詳しくは解明されていません。
わかっているのは、色を発生させる鉄やクロム、バナジウムや銅などの元素が
時間差でトルマリンの中に取り込まれていくらしい、ということ。
そのため1つのトルマリンに2色、あるいは3色といった色が組み合わさるのではないかと言われています。
しかし、なぜ時間差なのか、なぜ混ざり合わないのかなど解明されていない部分がたくさんあります。

今回買い付けることのできたバイカラートルマリンは、なんとも神秘的に色の重なり合うピース。
さらに美しいファセットと、そのシェイプ。
その色の重なりは、伊藤若冲が1765年前後に描いた薔薇小禽図を思い出させ、幻想的。

先日ご紹介したバイカラートルマリンのリングにセットしたピースはピエール・ドゥ・ロンサールのバラ色とエディット.ピアフの歌う名曲、<La Vie en Rose>のイメージと重なりましたが、今日ご紹介のバイカラートルマリンは同じトルマリンにもかかわらず<和>の空気感があふれ出しています。

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