- レッドベリルが結晶になる為には十分なベリリウムが存在しなければならない。
- ベリリウムと共に赤色を発色する為のマンガンが同時に存在しなければならない。
- ベリリウム、マンガン、シリコン、アルミニウム、及び酸素が結晶するような地殻条件が揃わなければならない。
この3条件が全て揃わなくては形成されないレッドベリル。
その3条件を満たす地は限られ、今までアメリカのユタ州ビーバー郡の「ワーワー山脈」、ジャブ郡の「トーマス・レンジ」、ニューメキシコ州シエラ郡の「パラマウント・キャニオン」「ラウンド山」でのみ、産出されたことがないという<レッドエメラルド>の別名を持つ超稀少石。
さらに大きな結晶も産出されるような事はほとんどなく、宝石品質を持つ原石は1カラット未満。
そこからルースにカット、研磨されると考えると市場に出回るときには0.2カラット以下になってしまうと。
そんな奇跡の赤い宝石<レッドベリル>が、なんとGIA鑑別書付き0.78CTのインパクトを持って銀座サロンに到着しました。

まさにこの1ピースは奇跡の赤い宝石。
陽の光が当たるときらきらと透明感に満ち溢れたネオン感さえも感じさせる赤が沸き上がり妖艶さを増し、室内ではとろりとしたテクスチャー感を伴い、エキゾチック。
レッドベリルはその形成上、傷やインクルージョンを内側に抱えますが、それがあってさえ茶色み、黒みなどの雑味が一切なく、透明感に満ち溢れています。

かつて、レッドベリルの価値に気付いた大手企業(アーガイル鉱山を率いるリオ・ティント社)が採掘権を買い取り、大規模な調査の結果、発掘を開始。
けれど採算が合わずに撤退した経緯もあるほど。
1カラットを越える大きさの石がほとんど取れず採算が合わないため、レッドベリルの鉱山は全て閉山してしまい、現在では、かつて採掘された原石が取引できるのみで、それも原石のままでカットなどはなされず、ほぼコレクターズアイテムとなっている中、この1ピースが燦然と煌きを放ちながら銀座サロンに到着しました。

カラーチェンジしたアレキサンドライトの赤紫とレッドベリルのパープリッシュレッドがエキゾチックに融合。
市場に出回っているレッドベリルの98%が0.1~0.3ctで、0.4ctを越えるルースがどれほど稀少か。
にもかかわらず、0.78ctを持つこの1ピースがどれほどのレアストーンか、はっきりと感じていただけるでしょう。

GIA鑑別書に記載されるColorはパープリッシュレッド。
赤の中に青みを感じさせる発色に合わせたのはガーナイトスピネル、アーガイルピンクダイヤ。
<希少石の中の帝王>とも呼ばれるレッドベリル、さらに0.78ctという稀有な大きさを持ったこの1ピースに出会い、手にすることの軌跡は、いったいどなたの手の中で起きるのでしょうか。
是非、ベーネ銀座サロンで手に取ってご覧ください。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
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