
気が遠くなるほどの長い年月をかけ、地球が育んだ宝石原石。
最高品質の原石に施された類まれなカット技術と感性、そして原石に対するリスペクト。
その素地に宿る美を余すことなく引き出し、奮い立たせるカッターJason Doubrava氏。

ピンクトルマリン ロータスカット 11.39mm 5.23ct
<精緻>と言う言葉が正にふさわしいカット。
ファセットが毅然と精緻に組み合わされ、眩いばかりの光を放つ1ピース。
最上質の原石、およそ15CTほどの大きさがないと、このピースはできあがりません。
原石のどの部分を削ぎ落し、どの方向にファセットを施すのか。
ファセットの形状の組み合わせで、原石が内側に抱える様々なデリケートな発色を際立たせることができるのか。
Jason Doubrava氏の感性は宇宙と繋がっているのではないかと、そんなふうに私たちを夢想の世界に誘う。

ミントトルマリン ロータスカット 13.7mm 9.92ct
蓮の花びらが、ダリアの花びらが、満開にその鋭角の花びらを広げ重ねる様。
その精緻なファセットが、この幻想的な気配を作り出している。
この1ピースの発色は、<青時雨>という美しい日本語の表現がしっくり。
木々の青葉からしたたり落ちる水滴。
木々の間から差し込む朝日。
煌く朝露。
まさに幽寂閑雅の世界観。

マヘンゲガーネット ロータスカット 3.91ct 9.46mm
1978年ころ、タンザニア マヘンゲ地域で採掘された宝石、マヘンゲガーネット。
マラヤガーネットの中でも、この1ピースは詳細な産地が明確なため、この産地マヘンゲの名前で呼ばれます。
この1ピースの、まるで最上級のインペリアルトパーズにも似た発色。
オレンジ、ピンク、ゴールドが絡まるように、重なり合い、混ざり合うように沸き上がり、精緻、端正なファセットの融合で眩いほどの煌き。
正に、<真に美しきものは極めて稀>。
その一言に尽きる3ピースです。
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