結婚するって本当にいいな。と心から思わせてくれるお二人がサロンに来て下さいました。
何しろ仲が良い。
笑顔。
はにかんでいる。
サラリとしていて、いたわっていて、同じ思いを共有していて、それがまわりにすんなりと静かに伝わる。
お二人からの結婚指輪のリクエストはとっても個性的で難しいもの。
なぜかというと、職人とお二人の感性が合わないと、まったく別物が出来上がってしまうほど感覚の 一致が最重要なデザイン。
ローズカットダイヤモンドがセットされた石枠の縁の叩き具合、縁まわりの厚みのアンバランスな整え具合、表面テクスチャーの書け具合、などなど、非常に細かな感覚のすり合わせが出来るかどうか。
上のリングが女性用。下が男性用。
デザインは通常のペアリングのようにぴったり同じではないのだけれど、持っている空気感を一緒にするという素敵なアイディア。
随所にお二人の大切な思いと茶目っ気が施される。
リング内側には入籍日が数字ではなくてフランス語で入る。
それはお二人が大切にしているワンちゃんの名前の重なりでもある。
ブルーダイヤもセット。
これも幸運のお守り。
最初の写真をもう一度ご覧ください。
リングを重ねると現れる数字と可愛らしいイラスト。
これもお二人だけの大切な思いの表現。
まるで一冊の小説を形にしたような結婚指輪。
結婚指輪の<定番>を崩し、自分たちらしさにこだわって大切な形を作る。
お二人の新たな生活スタイルが、価値観が、リスペクトが溢れ出るリングです。 (サロン 内藤)
Facebookコメントはこちら