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ドイツ アイフェル鉱山でのみ産出。稀少石アウイナイトとは?

アウイナイトルース稀少石ジュエリー
バイヤーが秘蔵しておきたい宝石アウイナイト

内藤が血相を変えてやってきました。いやな感じです。
彼女が「会長!!」と叫びながら近づいてくるときは、たいがい無理難題が多いのです。
それを気の弱い僕は断れない。。。彼女はそれを、たぶん知っている。。。
彼女は強いです。だって、寅年獅子座。
自分では猫だと言っていますが、嘘です。虎です。明らかに。。。

彼女曰く、ドイツに行ってくれと。それもすぐに。稀少石のアウイナイトが欲しいのだと。
どうやら、僕のルースコレクションからピックアップしたアウイナイトを、あのドイツでバイイングした、思い出の、思い入れたっぷりのアウイナイトを、全部、ぜーんぶ集めてわずか7ピースしかないアウイナイトを、僕の手元に1つも残さずにジュエリーにしてしまった模様。
そして、それがすぐの完売だったとのこと。

▽稀少石アウイナイトのジュエリーは
こちら

・・・コレクタブルストーンなんだぞ!男はルースで持つしかないんだぞ!。。。。
「会長、それもドイツに出張してくれたら解決ですね」と、しれっと話す内藤。
そんなわけで今月はタイでの買い付けを予定していたのですが、ドイツ経由でタイに回ることにしました。

その前にみなさんに稀少石アウイナイトに関心を持ってもらいたくて、ちょっと書きました。読んでみてください。

 

アウイナイトって、どんな宝石?

アウイナイト(Hauynite)
紀元前から宝飾品として使われてきた宝石は非常に少なく、その一つにラピスラズリがあります。

日本でも古くから「瑠璃」の名前で呼ばれ、仏教伝来以来、七宝のひとつに数えられてきました。
また、絵画の世界でも群青と称される顔料としても世界的に珍重されてきました。

その伝統ある宝石の一つであるラピスラズリの構成鉱物の一つにアウイナイトがあります。
ラピスラズリの最も美しい色の主因とされるアウイナイトはアウィンとも呼ばれ、これはかつての著名な鉱物学者のHauy氏に因んで命名されました。

ラピスラズリと言えば不透明な宝石の代表格ですが、アウイナイトは透明で、ファセットカットされたものがあり、今日では稀少石の一つとしてコレクターストーンにもなっています。

稀に1.00ctを超えるサイズにも出会いますが、インクルージョンが多く、小さなルースがほとんどです。
メレーサイズのものが90%以上のため、0.1ct以上のアウイナイトはもうとても希少と言わざるを得ません。
私はドイツへ100回以上出張していますが、いまだに2.00ct以上の宝石品質のアウイナイトには出会っていません。

 

アウイナイトルースドイツアイフェル鉱山稀少石2
稀少石アウイナイトは、どこで採れるの?

ラピスラズリがアフガニスタンが主要産地にもかかわらず、アウイナイトはなんと先進国ドイツで産出します。
しかも宝石加工産地で有名なイーダーオーベルシュタイン市のすぐ近く、アイフェル鉱山が主な産出地になります。

これも何かの因果であるかのように、この宝石は硬度が低いため非常に研磨が難しく、ドイツの最新の研磨技術を持ってして初めて磨く事ができました。

 

アウイナイトはなぜ稀少石なの?

アウイナイトは、カラーストーンのバイヤーをしていても一生目にしない人もいるほどの稀少石なんです。
アウイナイトはいまのところ、世界中でドイツのアイフェル鉱山以外での産出がありません。

アイフェル鉱山は商業的な採掘はすでに終了しており、今後の非常に厳しい環境を考えると、アウイナイトは現在、流通している量から増えることはないと考えられます。
加えて、大きいアウイナイトが産出しにくいこと、宝石への研磨がとても難しいことから、もともとの流通量もとても少ないのです。
これからも流通量が減ることはあっても増えることはまずないでしょう。

プロが教えるアウイナイトの選び方

coming soon

アフガニスタンの広大な夜空、またドイツの澄みきった山の空気のような深い蒼い青をイメージさせるアウイナイトは、魅惑な宝石の一つとしてこれからも注目されるでしょう。

バイヤー水村 勝

 

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