S様がFBに素敵な記事をアップして下さいました。
【20年越しの夢、叶う。
宝石に目覚めた20年前、雑誌のルビーのハートリングに一目惚れ。
新横浜のプリンスペペでニアミスもありつつ、その時は力不足で買えず( TДT)
ベーネベーネさんに出会って、憧れを形にしていただきました!】
S様からご依頼いただいたリングは、大きなハートシェイプのルビーがセットされたものでした。
トップ写真の一番上の写真が、20年前に雑誌に掲載され、
S様の心にずっとずっと大切にしまわれていたデザイン。
この大きさを持つルビーを探すことがとっても難しかったのですが、
S様から赤くて大きなハートシェイプ、とのご依頼をいただき、ガーネットを選択。
ただ、カボションカットにカットされたハートシェイプのガーネットを探し当てるのは至極困難。
そこで、ガーネットのバフトップルースを
S様の大切な記憶を持つシェイプにリカットすることにしました。
カボションカットというものは、高いクオリティーが求められます。
ファセットカットで見えにくくなっている傷やインクルージョンも、
透明感に満ち溢れるカボションカットでは目立ちやすくなります。
また、カボションカットすることで、カラーが薄く見えてしまうこともあります。
カボションカットしてもなお、透明感に満ち溢れ、
こっくりと深い赤でありながら、
雑みや黒味を持っていない、素直な透明感に満ち溢れるものを探したい。
豊かな曲線でハートのトップのくぼみを描きカービングできる
たっぷりの大きさと高さを持つルースを探したい。
そうして出会ったのがこのルースでした。
たっぷりとした大きさと高さ
その上、バフトップであり、みずみずしいほどに透明感を持つ12キャラット。
その透明感は、撮影したサロンの景色が全部写りこむほど。
これをS様の心の中で20年間、生き続けてきた、記憶に残る形にカービング。
出来上がりは、8.551キャラット。
美しいフォルムを持つこっくりとした赤の発色。
ルース底から沸きあがる光がそのトップで内側にとろりと溶け出すようなみずみずしさ。
ハートシェイプにカービングしてもなお、
周りの景色が移りこむほどの透明感。
そして、このリングが出来上がりました。
いくつもの偶然と幸運が重なり合わないと出来上がらなかったリング。
S様の深い思いが、いくつもの偶然と幸運を結び合わせたのだと
出来上がりの美しさにため息。
ジュエリーは生きにくい世の中を生きやすくしてくれる。
そんな言葉が頭に浮かびます。
きっときっと、20年の大切にしまわれたS様の思いは
リングという形になって、
これからのたくさんのS様の大切な思い出を、記憶に変えていくのだと感じています。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤)
※ベーネ銀座サロンではお手持ちのルースのカスタマイズ、リフォームを承ります。
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