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銀座サロン発ジュエリー工房ベーネベーネの楽しいジュエリーライフ

内藤千恵の銀座サロンへようこそ




銀座サロンのオブジェを作成。リアルとファンタジーと狭間。妖精からビーナスへと変わるその瞬間。

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リアルとファンタジーの狭間。
ベーネのジュエリーテーマをオブジェで表現してみようと思い立ち、
本社にあったボディーをメイクしてみました。

ちょうど4年前、ミラノのデザイン学校でCaterina Crepas先生からなんともワクワクする授業を受けました。
日常、身近にある紙を使ってオブジェを作るというもの。
トルソーという無機質な道具が、
1枚1枚、紙を重ね貼り付けていくことで
まるで、新たな生命を得たように感じ、
ミラノのデザイン哲学を身体で触れた感覚が忘れられません。

FBは、面白いもので、4面前のそのときの写真が再び現れました。
TOPの写真は、一緒にミラノで研修した仲間と製作した卒業作品。
プチケーキの下に入れる紙カップを使って作成しました。

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本社の倉庫にトルソーがあることを思い出し、
これは何かのメッセージ、と思い立ち、
在庫で残っていたコサージュを分解し、
トルソーに心が赴くままに、その花びらを重ねて生きました。

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色のバランスなど、何も考えずに、
ただひたすら、直感のみで重ねていく。
張り重ねるほどに、無機質のトルソーに、何か生命が宿ってくるような感覚。
無機質な布のパーツが、呼吸を始めるような、
なにか、風にそよぐような、
それにつれて香りを放ち始めるような感覚。

ミラノでのCaterina Crepas先生の授業で、先生が私たちに伝えたかったであろうコンセプトが蘇ります。

イマジネーションの使い方をこころえ、詩的な感覚に共感しものつくりの真価を理解する。
自由な奔放さと形式、戯れと教養、光と闇、静物と無生物、白と黒、皮肉と気品・・・
相反する要素、対局にある概念の組み合わせを形にする、ということが、
ミラノデザインの哲学だと知った研修。

イタリアで大切にされる物語<ピノッキオ>。
オブジェを作り、それが生命を得る。
常にファンタジー、ポエティックを感じさせるものつくりの原点は、
この童話の中に隠されているという話を、この研修中に幾度となく耳にしました。
イタリアデザインの哲学は、1つの童話の中に隠され、伝え続けられているのかもしれません。

1980年までは、イタリアデザインは機能性を重視していました。
産業が発達してきた現代では、より芸術性が求められるようになったとのこと。
幾度となく繰り返された<ポエティック><ファンタジー>が、
その大切な要素となっていると強く感じています。

ベーネ銀座サロンの季節のオブジェとして、ディスプレイします。
次回のオブジェは、こんなテーマでみなさんと一緒に作りたいな♪

(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤)

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