熊本地震から二ヶ月が経ちました。 いま、ここに一枚の設計図が出来上がりました。
目次
熊本地震からの復興。1枚の 未来予想図
熊本菊池地域で乳牛を育てていた義兄の畜舎は、壊滅的な被害に会い、一時は酪農経営を断念せざるを得ない状況でした。 けれど、若手の酪農家が立ち上がりました。 21世紀に繋がる酪農を志したものとして、ここで、その役割を手放してはならないと。 ここ、菊池地域は、日本でも若手農業家が集まる地域。 脈々と流れる農業への熱い想い。 人が土地をつくり、土地が植物をつくり、土地が牛の乳をつくる。 牛の乳は大地から絞る。 来年の3月を目指して、一枚の畜舎の設計図が出来上がりました。 農家同士の土地の交換、再建に向けての深い話し合い。 この地で、次世代に繋がる農業の、農業家の未来予想図。
なぜ、この土地、熊本菊池地域での農業復興にこだわるのか。
それは、この土地が、この土地に流れる魂が人を作ってきたから。 この土地で、多くの若手農業家が互いに手をつなぎ、こころを合わせて再建に立ち上がる。 その一枚の未来予想図に触れ、こころが震えます。
熊本地震からの農業復興に、義捐金をお届けしました。
ベーネのチャリティパーティで皆様からお預かりした大切なお気持ちを、義援金として、この若手農業家の集まる熊本県菊池地域農協にお預けしてきました。 復興には長い時間がかかります。 まだまだ、仮設住宅建設も始まったばかり。 長く、この復興を祈りながら、お役に立ちたいと、真に願って。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤)
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