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大人へのプレゼントにおすすめ!心に響く絵本50選|ベーネベーネ

大人になった今だからこそ、心に響く絵本がある。

大人になった今だから気づく、言葉の奥に隠された深い意味。
絵本はどんな時も感動を与えてくれることでしょう。

子供の頃には気がつかなかった、新たな感動、
大人になって色々と経験を重ねきたからこそ、より深く心に響く言葉。
そんな心に響く言葉に、気軽に出会えてしまうのが絵本の良いところ。

絵本は大人へのプレゼントにもおすすめです。
お手頃な価格で、しかも心に残るプレゼントができるのは絵本ならでは。

大人にこそ読んで欲しい、おすすめの絵本をご紹介します。

50冊目「夜の木」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作:シャーム/バーイー/ウルヴェーティ
訳:青木恵都
出版社:タムラ堂

「このイメージでジュエリーが欲しい」とお客様が持っていらしたのが、この絵本との出会い。その素晴らしさに衝撃をうけました。
中央インドに暮らすゴンド族の伝統的な手法で描かれた、木をめぐる神話のような物語。

驚いたのは、全てがハンドメイドで作られているということ。手漉きの紙にシルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本も手作業で行われています。

ひと目見た途端に絵本の世界に引き込まれてしまう、存在感、説得力、神聖な感覚は手作業だからなのでしょう。シルクスクリーンの微細な立体感によって、木々は暗闇から浮かび上がり、語りかけてくるかのようです。


夜の木

 

49冊目「まいにちがプレゼント」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵:いもとようこ
出版社:金の星社

毎日必ず朝が来て、今日は昨日になり、明日は今日になる。当たり前にそこにある雲や風も、昨日とは違うもの。
誰にでも、何にでも明日は訪れ、時間は平等に流れていきます。
今という瞬間は、いつだって特別な瞬間であり、大切なプレゼント。どんなに些細な事だって、実は大きな幸せだと気がつきます。


まいにちがプレゼント

 

48冊目「モイモイとキーリー」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

絵:みうらし〜まる
監修:開一夫
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

東京大学あかちゃんラボが、赤ちゃんと一緒に作った、赤ちゃんのための絵本。
赤ちゃんたちが言葉のイメージから選んだ、優しいイラストを眺めていると、心がほんわかと温かくなるように感じます。
大人が見ると、とっても癒される絵本です。
赤ちゃんが好きな色や形、言葉は人間が根本的に好きなものだからなのでしょう。


モイモイとキーリー (あかちゃん学絵本)

 

47冊目「おじいちゃんとパン」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作:たな
出版社:パイインターナショナル

毎日色々なものをパンに塗って食べる、甘いもの大好きなおじいちゃん。
「ぼく」とおじいちゃんとの心温まる時間が、とっても美味しそうなパンと共に描かれていきます。
ドキッとするシーンもあり、おじいちゃんとの素敵な時間がいつまでも続いてほしいと願わずにはいられません。


おじいちゃんとパン

 

46冊目「パンダなりきりたいそう」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作:いりやま さとし
出版社:講談社

パンダのイラスト、動きが可愛らしくて、とっても心が癒される絵本。

チューリップになりきり、飛行機になりきり。

パンダ好きはもちろん、そうじやなくても虜になってしまう。
そんな魅力的な一冊です。

パンダ なりきりたいそう (講談社の幼児えほん)

 

45冊目「生きる」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

詩:谷川俊太郎
絵:岡本よしろう
出版社:福音館書店

谷川俊太郎の有名な詩「生きる」が絵本になった、まさに大人のための一冊。
ひとつひとつの言葉が静かに胸を打ち、
ノスタルジックに描かれた、ある家族の夏の1日に「今」を生きていることを感じます。
何度でも読み返したくなる絵本です。

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ


生きる (日本傑作絵本シリーズ)

 

44冊目「ちいさいおうち」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 石井 桃子
出版社: 岩波書店

静かな田舎の丘の上に建てられた小さくて丈夫なおうち。
そのおうちは毎日太陽や月を眺め、四季を感じ、子供たちを見守るのが大好き。
ところがいつしか目の前の丘は道路へと変わり、小さいお家は、たくさんの高い建物に囲まれてしまいました。
もう月や星は見えず、四季を感じることもできません。

「お日さまを みることができ、お月さまや ほしも みられます。
そして、また、はるや なつや あきや ふゆが、じゅんに めぐってくるのを、ながめることもできるのです。」
そんな当たり前のことが、どんなに愛おしく、大切なことなのか。
自分にとって本当に大切なものは何か?
改めて感じさせてくれます。


ちいさいおうち (岩波の子どもの本)

43冊目「すきになったら」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: ヒグチ ユウコ
出版社: ブロンズ新社

読み終わった後に、心が温かくなる絵本。
美しく、繊細なイラストも魅力的です。
好きになったら、その人をもっと知りたい、その人に喜んでもらいたい。
誰かを好きになったときに感じる純粋で素直な気持ち。
歳を重ねるごとに忘れてしまいがちな、宝物のような感情。いつまでも大切にしたいものです。


すきになったら

 

42冊目「地雷でなく花をください」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: 柳瀬 房子
絵: 葉 祥明
出版社: 自由国民社

果てしなく広がる宇宙で、一番美しい星、
それは、私たちの地球。

世界に1億1千個以上も埋められているという地雷。
遠い世界の出来事ではなく、同じ地球で起きているということが、じっくりと実感されてきます。
この絵本の収益は世界各地の地雷撤去活動に使われています。絵本1冊で10平方メートルの地雷原がクリアになるそうです。


サニーのおねがい 地雷ではなく花をください

 

41冊目「ぐるんぱのようちえん」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: 西内 ミナミ
絵: 堀内 誠一
出版社: 福音館書店

子供のころに大好きだった絵本。思わず本屋さんで手に取っていました。
子供のころは大きなビスケットにウキウキしたり、ぐるんぱと遊びたいと憧れたり、
そんな楽しいイメージしかなかったけれど、大人になって読んでみたら、じつは深い内容でした。

ずっとひとりぼっちで暮らしてきたので、汚れていて臭くて、いつも寂しくて泣いてばかりだったゾウのぐるんぱ。
どこにいっても失敗してばかりのぐるんぱが、自分の居場所をみつけていく物語。
「ぐるんぱはもうさびしくありませんでした。」
という締めの言葉が心にじんわりと響いてきます。


ぐるんぱのようちえん

 

40冊目「デザインが楽しい!地図の本」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

サンドゥーパブリッシング編
出版社: グラフィック社

世界中から選ばれた、おしゃれな地図だけを集めた美しい本。様々なデザイナーやクリエイターによって描かれた地図は、どれも個性に溢れ、ページをめくる度に新しい発見と驚きが広がります。
どのページも絵になるので、インテリアとしてもおすすめ。プレゼントされたら嬉しい一冊です。


デザインが楽しい! 地図の本

 

39冊目「あなたへ6 わたしのせいじゃない ーせきにんについてー」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: レイフ・クリスチャンソン
絵: ディック・ステンベリ
訳: にもんじまさあき
出版社: 岩崎書店

一人の男の子が泣いています。

はじまったときのこと みていないから
どうしてそうなったのか
ぼくはしらない

「怖くて見ているだけだった」「たたき始めたのは私じゃない」様々な言い訳と「わたしのせいじゃない」という言葉が続きます。
無責任の積み重ねが、今世界でどんな問題を起こしているのか?最後に目に飛び込んでくる写真に、心が締め付けられます。


わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ6)

 

38冊目「あさになったのでまどをあけますよ」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: 荒井 良二
出版社: 偕成社

朝が来て、子供達が窓を開けていきます。大きな窓、小さな窓、都会の窓、山が広がる窓。
「朝がきて、窓を開ける。」
ただそれだけの日常が、かけがえのない素敵な瞬間に感じられる絵本です。生きている喜び、今ここにいる幸せ、当たり前のようで当たり前ではない、大切なものに気付かせてくれます。
独特な色使いにも心が癒されます。


あさになったのでまどをあけますよ

 

37冊目「くものうえのハリー」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

著者: 城井 文
出版社: パイインターナショナル

ミュージックビデオから生まれた、感動の絵本。
大事にしていた子供を亡くしてしまったヒツジのお母さんは、何もする気になれず毎日悲しみに暮れています。雲の上からその様子をみたハリーは、お母さんに会うために雲の上から降りてきます。
ハリーの姿は見えないけれど、ハリーの気配を感じたお母さんは、ハリーと過ごした幸せな時間を思い出していきます。そして、ハリーが楽しみにしていた、編みかけだったセーターを編み始めるのです。
毎日の何気無い幸せを大切にしたい、泣かずにはいられない一冊です。


くものうえのハリー

 

36冊目「雑草のくらし ーあき地の五年間ー」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

文・絵: 甲斐 信枝
出版社: 福音館書店

雑草の世界には、こんなにドラマが溢れていたなんて。
抜いても抜いても生えてくる雑草はどちらかというと嫌われ者ですが、この本を読むと雑草達がとても愛おしく感じられてきます。
実際に作者が雑草の様子を5年間観察し、6年という歳月をかけて丁寧に描かれた大判の絵本。細部までじっくり眺めながらページをめくって欲しい。作者の、草花への愛ある眼差しが絵の端々から伝わってきます。


雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

 

35冊目「ネコヅメのよる」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵:町田尚子
出版社:WAVE出版

ネコ好きにはたまらない一冊。ネコ達の表情や仕草に心を鷲掴みされていまいます。
三日月の夜、ネコにはこんな秘密があったとは。夜にそっと家を抜け出して、ネコ達が向かうのは?
ネコ好きさんへのプレゼントに、とってもおすすめの絵本です。


ネコヅメのよる

 

34冊目「魔女図鑑 魔女になるための11のレッスン」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵:マルカム・バード
訳:岡部 史
出版社:金の星社

これを読めば魔女になれる?悪い魔女は怖いけど、魔法に憧れていた子供の頃。こんな絵本に出会いたかった。
魔女の家や、魔女のファッション。そしてハエやミミズを使っちゃう怪しげな魔女のレシピにすっかり夢中になっていまいます。


魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン

 

33冊目「マップス 新・世界図絵」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: アレクサンドラ・ミジェリンスカ ダニエル・ミジェリンスキ
訳: 徳間書店児童書編集部
出版社: 徳間書店

様々な国の食べ物や植物、有名な建物、百科事典が楽しくておしゃれな絵本になったみたいです。
世界の国々をすみずみまで調べながら、まる3年もかけて地図とイラストが描かれたそう。ページをめくる度に新しい発見があって、じっくりと読むのも良し、パラパラとめくるのも良し、いつまでも見ていたい絵本です。


マップス: 新・世界図絵 (児童書)

 

32冊目「だいじょうぶ だいじょうぶ」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵:いとう ひろし
出版社:講談社

おじいちゃんがいつも「ぼく」に言ってくれた「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉。困ったことや、怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやいてくれました。そして今度は大きくなったぼくが、おじいちゃんに言ってあげるんだ。
心が温かくなって、でも最後は切なくて。
大人にこそ読んで欲しい絵本です。


だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)

 

31冊目「メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: クレア・デュドネ
訳: ドリアン 助川
出版社: NHK出版

全部広げると3.7メートルにもなる、超大型のしかけ絵本。ページを開いていくだけでとにかく楽しいんです。
ページを横にめくるのではなく、下へ下へとめくっていきます。
ある日大きな都市、メガロポリスに宇宙人がやってきて、みんなびっくり!花火を打ち上げたり、かくれんぼ大会をしたり、あれやこれやと宇宙人をおもてなし。絵探しも楽しめます。


メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!

 

30冊目「グリム童話 おどる12人のおひめさま」 /プレゼントにおすすめ大人の絵本

絵: エロール・ル・カイン
訳: 矢川 澄子
出版社: ほるぷ出版

ある国に12人の美しいお姫様がいました。お姫様たちは毎晩一つの部屋にベッドを並べて休んでいます。
ドアには毎晩、王様が鍵をかけているのに、なぜか朝になるとお姫様たちの靴はぼろぼろ、まるで一晩中踊り明かしていたかのようです。
そこで謎を解くために、王様はお触れを出します。
「3日間で姫たちがどこで踊るのか付きとめてくれたら、
姫を一人、妻としてめとらせ、後に国を継がせる」というのです・・・。
思わずため息が出そうなほど美しく幻想的な絵は、いつまでも眺めていたくなります。
挿絵家エロール・ル・カインの細部まで緻密に描かれたイラストは世界中で根強い人気があります。
この美しさは、まさに大人が楽しむための絵本です。

おどる12人のおひめさま<新版> (海外秀作絵本)

 

29冊目「ぶた」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: ユリア・ヴォリ
訳: 森下 圭子
出版社: 文溪堂

主人公は愛らしい「ぶた」の女の子。「ぶた」のつぶやきで物語が進むのですが、内容は大人の女性向けな感じです。
なんとなく気分が優れないのを「宇宙のせい?」って考えてみたりしちゃう、ちょっと哲学的なぶた。そんな憂鬱は、個性的で強烈なお友達の誘いで軽くなったり。女性なら共感できる物語。
カラフルなイラストがとにかくかわいいんです。構図がおしゃれなので読んで楽しむだけでなく、インテリアとしてもおすすめの絵本です。

ぶた

 

28冊目「はっきよい畑場所」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社

かわいいイラストと、思わず笑ってしまうユーモアにあふれた一冊。
千秋楽を迎えた野菜たちの大相撲、取り組みはあと残るところ4つとなりました。
たまねぎの皮がつるっとむけてしまったり、きゅうりのイボイボが痛かったり、野菜たちの表情や、特徴を捉えた技?に引き込まれてしまいます。
解説席にいるカエルの親方がたまりません。
誰もが心癒されるすてきな絵本、子供も大喜びする内容なので、お子様のいる方へのプレゼントにもおすすめです。

はっきよい畑場所 (講談社の創作絵本)

 

27冊目「ブローチ」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: 内田 也哉子
絵: 渡邉良重
出版社: リトルモア

この本は私自身がプレゼントにいただき知ったもの。
詩的な文章と美しいイラストが薄紙に印刷された、おしゃれな装丁にも女心が揺さぶられます。

てくてくが 徐々に どきどきに変わって
あれ なんだろ なんなの この胸騒ぎ?!
そっと 右手でおさえると ここに あった
わたしのブローチ

独特な感性によって紡がれる、内田 也哉子さんの言葉は静かに内面に語りかけてくるかのようです。

ブローチ

 

26冊目「わすれられないおくりもの」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央
出版社: 評論社

物知りで優しく、みんなから頼りにされ、慕われていたアナグマ。年取った彼は自分の最期が近いことを悟っています。
死んで身体がなくなっても心が残ることを知っているアナグマは死ぬことは怖くありませんでしたが、後に残る友人たちがあまり悲しまないようにと心配です。
ある秋の日、「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら アナグマより」という手紙を残し、アナグマは死んでしまいます。
アナグマを大好きだったみんなは悲しみでいっぱいです。
冬が過ぎ春が訪れる頃、ようやくみんなは優しかったアナグマとの思い出を語り合うようになり、アナグマが残してくれたものの豊かさによって、いつしか大事な人を失った悲しみを乗り越えていきます。
大切な人を失う悲しみを知った大人にこそ読んで欲しい、心に響く絵本です。

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

 

25冊目「いつもいっしょに」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: こんの ひとみ
絵: いもと ようこ
出版社: 金の星社

大切な人はただ側にいてくれるだけでいい。
分かっているけれど、つい相手には何かを求めてしまうもの。そんな大人に読んで欲しい一冊です。
ある日クマの家に1匹のウサギがやってきました。ずっと一人だったクマはウサギのためにお料理を作ったり、誰かのお世話ができるのが嬉しくてたまりません。
でもウサギはいつもクマのそばでニコニコしているだけで何も言ってはくれません。
とうとう不安になったクマさんは
「どうしてだまってるの?」
「ぼくのこと、すき? きらい?」
「なんとかいってよー!」
大きな声でウサギを問い詰めてしまいます。
涙ぐむウサギ。
その後の結末に涙があふれてしまいました。


いつもいっしょに

 

 

24冊目「さむがりやのサンタ」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: レイモンド・ブリッグズ
訳: すがはら ひろくに
出版社: 福音館書店

「やれやれ、またクリスマスか!」
クリスマスイブの朝はサンタクロースのこんな呟きから始まります。
漫画のようなコマ割りで描かれるサンタクロースの1日に思わず引き込まれてしまう一冊。
背景や部屋の中の描写がとても細かくて、何度ページをめくっても、細部にじっくりと見入ってしまいます。
煙突に文句をいったり、お天気に文句をいったり、ちょっとイメージとは違うけれど、
この気難しくて寒がりのサンタクロースを、きっと大好きになることでしょう。

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

 

23冊目「日の鳥」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作:こうの史代
出版社:日本文芸社

いなくなってしまった妻を探して旅に出たニワトリ。ニワトリの絵日記風に書かれたユーモアたっぷりの文章とイラストに引き込まれます。
ニワトリが旅をするのは、東日本大震災後の東北。震災後の東北の姿がニワトリの旅を通して感じられてきます。
ニワトリの「本日の食事」が必ず書かれているところがとても気に入ってしまいました。

日の鳥

22冊目「ふくろうくん」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓
出版社: 文化出版局

ふくろうくんの日常を描いた5つの物語が書かれた絵本です。
ある夜、涙でお茶を淹れようと思いついたふくろうくん。
悲しかったことを色々思い出して、涙を湯沸かしにためることにしました。
とまってしまった時計や、誰もいない朝のことを考えてふくろうくんは涙を流します。
「ちょっとしょっぱいあじたよ。」
涙で淹れたお茶を飲みながら、ふくろうくんは幸せな気分になって呟きます。
「なみだのおちゃは、いつでもとてもいいもんだよ。」
絵の美しさと、奇想天外な発想が楽しい絵本です。

ふくろうくん (ミセスこどもの本)

21冊目「おおきなおおきな木」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: よこた きよし
絵: いもと ようこ
出版社:金の星社

いもとようこさんの絵が大好きで手に取った絵本ですが、心に染みる深い物語でした。
穴の開いた大きな木の根元で、元気をなくした動物たちが休み、元気を取り戻していきます。
最後に木の根元で休んだ旅人に、夢の中で木が語ったこととは。
実を付けるのは今年が最後だという歳とった大きな木、その命がつながっていくであろう結末に心が温かくなります。
大人にこそ読んで欲しい絵本です。

おおきなおおきな木

20冊目「ママのスマホになりたい」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: のぶみ
出版社: WAVE出版

「ママ~!これみて~~」っていったのに
ママは、スマホみてて ぜんぜん きいてません。

お料理したらスマホ、テレビを見て、テレビがCMになったらスマホ、赤ちゃんが泣いたら赤ちゃん…。
いつまでも自分のことを見てくれないママに怒ったかんたろうは、部屋の片隅にダンボールで「スマホ」や「テレビ」、「赤ちゃん」が入れない、かんたろうとママだけの国を作ります。
「スマホになりたい」というシンガポールの小学生の作文を元に書かれたそうですが、子供を持つ親ならドキッとしてしまうお話し。
今という瞬間は2度とめぐってこないこと、そして一番大切なのは何かを改めて考えさせられます。

ママのスマホになりたい

19冊目「このあと どうしちゃおう」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: ヨシタケシンスケ
出版社: ブロンズ新社

死んだおじいちゃんが書いた「このあと どうしちゃおう」ノートには、「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか」が書いてありました。「うまれかわったらなりたいもの」とか「しんだらつくってほしいきねんひん」とか。
最初はおじいちゃん死ぬのが楽しみだったのかなと思った僕ですが、もしかしたら逆だったのかもしれないと思い始めます。
おじいちゃんの豊かな発想が楽しくて、思わず笑ってしまいます。

このあと どうしちゃおう

18冊目「旅の絵本」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店

繊細で美しい絵画によって綴られた、中部ヨーロッパの自然や街並み。旅する楽しさに心が踊ります。
ページをめくるたびに新しい発見があるのが魅力です。有名な童話の世界が登場したり、窓からベートーベンの顔が見えたり。
あとがきには、このような文章が綴られています。
「市から市、国から国へ、迷いながら、はるばる旅をしました。あまり困ったときなどは、旅に出たことを後悔するほどでありました。しかし、人間は迷ったとき必ず何かを見つけることができるものです。私は、見聞をひろめるためではなく、迷うために旅に出たのでした。そして、私は、この絵本のような、一つの世界を見つけました。」

旅の絵本 (1) 中部ヨーロッパ編 (安野光雅の絵本)

17冊目「しっぽしっぽしっぽっぽ」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵:木曽 秀夫
出版社:フレーベル館

しっぽ、しっぽ、しっぽっぽ。もしもぼくのしっぽが、長いしっぽだったら…。
ねずみのしっぽがゴムでできていて、ページをめくるとビョーンと伸びる楽しいしかけ絵本です。
長いしっぽでカバさんの虫歯を抜いてあげたり、キリンさんに糸電話を作ってあげたり。
ねずみさんの空想の世界に、心がほんわかと暖かくなります。

しっぽ しっぽ しっぽっぽ (わくわくメルヘンシリーズ)

16冊目「ペツェッティーノ」じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎
出版社: 好学社

仲間たちと違って、ちっぽけなペツェッティーノ。
きっと自分は誰かの取るに足らない「ぶぶんひん」に違いない。
ある日、自分が誰の部品なのか見つけに行こうと決意します。
小さなボートに乗ってこなごなじまにたどり着いたペツェッティーノは、
歩きつかれて転がり落ち、粉々になってしまいます。
自分もみんなと同じようにぶぶんひんが集まってできていたのです。
ペツェッティーノが気付いたのは、自分は誰の部品でもない
「ぼくはぼくなんだ!」だということ。
色使いの美しさと想像力を掻き立てる抽象的な絵は、
眺めているだけでも楽しい一冊です。

ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

 

15冊目「木を植えた男」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: ジャン・ジオノ
絵: フレデリック・バック
訳: 寺岡 襄
出版社: あすなろ書房

「人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、
長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。
名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいその行いは、
いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、
のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。」
プロヴァンス地方の荒野で一人、毎日黙々とナラの実を植え、木を育て続ける男。
失敗しても試練にあっても決して諦めることなく
何十年も淡々と木を植え続ける男の生き様に、感動を覚えます。
私がこの物語に初めて出会ったのはアカデミー賞を受賞したアニメーション映画でしたが、
じっくり味わうなら絵本がおすすめです。

木を植えた男

14冊目「ちびっこシェフのフランス料理」1はじめての料理編/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: 林利恵子
絵: 林孝三
出版社: 大空社

絵本でありながら、メニューはきちんとしたフランス料理。
プロヴァンス風オムレツ、若どりのトマトソースガレットそえ、
ノルマンディー風クレープ、クロックムッシューなど、
どれもおいしそうな物かり。
かわいいイラストで作り方を丁寧に解説しているので、
料理をする事がますます楽しくなります。
写真で解説された料理本よりも、あたたかく優しく、
そして料理への想像力を掻き立てられます。
おしゃれな女性へのプレゼントにおすすめしたい絵本。
全3冊のシリーズ、全て揃えたくなってしまいます。

ちびっこシェフのフランス料理 (1)

13冊目「ゆきだるま」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: レイモンド・ブリッグズ
出版社: 評論社

文字が無く、イラストだけで綴られた絵本。
イラストを追いながらストーリーを想像する時間は、まさにファンタジー。
心を豊かに開いていく時間です。
暖かな紅茶でも飲みながら、のんびりとページをめくりたい1冊。
最後はちょっと悲しいけれど、心にじんわりと暖かいものが残ります。
クリスマスの時期に良く見かけるイラストとしてもおなじみなので、
クリスマスのプレゼントにうってつけです。

ゆきだるま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

1 2冊目「クレーの絵本」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

絵: パウル・クレー
文: 谷川 俊太郎
出版社: 講談社

パウル・クレーの絵画と谷川俊太郎の詩とが重なり合った絵本。
クレーの絵画にうながされて書いたという谷川俊太郎の詩は
切なく美しい響きを持っています。

「いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない」

これは表紙になっている「黄金の魚」の絵画に添えられた詩の一部。
パウル・クレーをこよなく愛する私が、一番愛している絵本です。

クレーの絵本

11冊目「あかり」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

文: 林 木林
絵: 岡田 千晶
出版社: 光村教育図書

そのロウソクが初めて灯されたのは女の子が生まれた日のこと。
「こころに やさしいあかりが ともりますように」と
お母さんが女の子の幸せを願って作ったロウソク。
特別な日、幸せな日、そして辛い時、
ロウソクの炎は女の子の支えとなってきました。
やがて女の子は大人になり、
小さくなったロウソクはしまわれたままになってしまいます。
長い月日がたったある日、ロウソクの箱が再び開けらて…。
女の子を見守ることしかできないロウソクとそのやさしい炎、
じんわりと心に響く愛情の物語です。

あかり

10冊目「ママがおばけになっちゃった!」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: のぶみ
出版社: 講談社

「ママは くるまに ぶつかって、おばけに なりました。」
という文章から物語がはじまります。
死というテーマを扱いながらも、ユーモアを取り入れているから
くすっと笑ってしまうシーンもあります。

大切な人がいる日常は当たり前のことではないのに、
日々に追われていると、お互いの大切さは忘れがちになってしまうもの。

「そんなに いくつも ぜんぶ ひとりでなんて できないよ、
なんで しんだんだよ、ぼく、どうすればいいの?」
という息子のかんたろうの言葉に、
自分にもしものことがあったら…と涙がとまらなくなります。

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

9冊目「POP-UP BOOK はらぺこあおむし」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし
出版社: 偕成社

出版40周年を記念して登場した、はらぺこあおむしのポップアップ絵本。
エリック・カールの豊かな色彩が、心を元気にしてくれます。
有名な本ですが、たとえ読んだことがあったり、通常版のものを持っていたとしても、
ポップアップ絵本になると一味違って、とっても新鮮で驚きにあふれています。
はらぺこあおむしの世界観がさらに広がるポップアップ絵本は、
つい手にとって眺めたくなる一冊。
プレゼントにとてもおすすめです。
クリスマスプレゼントに迷ったら、この絵本はいかがでしょう。

ポップアップ はらぺこあおむし

8冊目「おおきな木」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: ほんだ きんいちろう
出版社: 篠崎書林

りんごの木が大好きで毎日遊びにきていたちびっこ。
大人になるにつれて、ちびっこは色々な物をほしがります。
ちびっこに実も枝も幹も、何もかもを与え、
最後は切り株になってしまった、おおきな木。
「それでも きは うれしかった。でも それは ほんとうかな。」
無償の愛、与えるということの意味、読むたびに考えさせられる絵本です。

おおきな木

7冊目「パンダ銭湯」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: ツペラ ツペラ(tupera tupera)
出版社: 絵本館

まさかパンダにこんな秘密があったとは!
動物園で暮らすパンダの親子が、銭湯へ出かけていきます。
そこはパンダのためのお風呂屋さん。
ページをめくる度に「えーっ!」と言わずにはいられない展開。
パンダ好きにも、そうでない方にも楽しめる一冊です。
背景にも色々な工夫があって、じっくり読んでも面白いです。
こんな銭湯があったら、のぞいてみたい!

パンダ銭湯

6冊目「うまれてきてくれてありがとう」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: にしもとよう
絵: 黒井 健
出版社: 童心社

歯磨きをしなくて怒られてしまった後とかに、良く娘が持ってくる絵本。
この本を読むと、とたんに仲直り。そんな心温まる一冊です。
神様に「うまれていいよ」と言われた赤ちゃんが、ママを探しています。
「ぼくのママをしらない?」
ぼくがママを探しているのは、この一言を言って欲しいから
「うまれてきてくれてありがとう。」
読みながらいつもウルウルしてしまいます。

うまれてきてくれてありがとう (単行本絵本)

5冊目「フレデリック」ちょっとかわったのねずみのはなし/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎
出版社: 好学社

冬を迎える準備に忙しい野ねずみたち。そんな中フレデリックだけは日向ぼっこをしていたり、
まるで半分眠っているようだったり。全く準備を手伝いません。
でも、蓄えた食べ物が無くなり、話す気力も無くなり、野ねずみ達が寒さに震えだしたとき…
フレデリックが秋の間に蓄えていたものとは?
人は誰もが同じでなくて良い、自分にしか出来ない役割を持っているのだということ。
自分とは違う誰かを受け入れる心の温かさ。人と違うってステキなこと。
そんなことに改めて気づかせてくれます。
冬を迎える野ねずみの話しは、クリスマスプレゼントにもおすすめです。

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

4冊目「ちいさなあなたへ」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: アリスン・マギー
絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ
出版社: 主婦の友社

自分もこんな思いで母に見守られながら人生を歩んできたのだと、
愛された記憶に心を揺さぶられます。
母という立場であればなおさらに、心に響く一冊。
いつのまにか赤ちゃんは子供になり、様々なことを経験していくことでしょう。
嬉しいことも、涙することも。
この本は文字のレイアウトにも工夫がされていて、まるで言葉が流れていくようでおしゃれ。
プレゼントにもおすすめです。

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

3冊目「パリのおばあさんの物語」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

著: スージー・モルゲンステルヌ
イラスト: セルジュ・ブロック
訳: 岸 惠子
出版社: 千倉書房

女優の岸恵子さんが翻訳した、フランスで語り継がれているという絵本。
人は誰もがいつか年老いていきます。楽しい思い出や、苦しい時代の記憶、
人生の苦楽が刻み込まれた自分の顔をみて、「なんて美しいの」とつぶやくおばあさんの言葉が印象的。
老いと孤独の中にあっても、こんな心を持っていられたらなんてステキでしょうか。
ユダヤ系のおばあさんが主人公であるこの本は、平和についても考えさせられる一冊です。

パリのおばあさんの物語

2冊目「100万回生きたねこ」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社

100万回も生き、様々な飼い主のもとで愛され、死んできたネコ。
飼い主がその死をどんなに悲しんでも、決して自分は悲しむことがなかったネコ。
それは本当の愛を知らなかったから。
100万回目の人生で愛を知ったネコは・・・。
子供の頃に読んだことがある人も多い本だと思いますが、大人になった今のほうが深い感動に包まれます。
何度読んでも心に響く本です。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

1冊目「まってる」/プレゼントにおすすめ大人の絵本

作: デヴィッド・カリ
絵: セルジュ・ブロック
訳: こやまくんどう
出版社: 千倉書房

ひとりの男性の人生を通じて、たくさんの「まってる」時を描いた絵本。
「おやすみのキスをまってる。」
「運命がつながる日をまってる。」
「あたらしい家族をまってる。」
必ずしも楽しいときばかりではないけれど、「まってる」という言葉にはいつも希望が込められている。
ときにはクリスマスツリーになったり、けんかをして絡み合ってしまったり、赤ちゃんのへその緒になったり・・・。
どんどん形を変えていく赤い糸が印象的。それはまさに運命の赤い糸。
心温まる内容はもちろん、とてもおしゃれな絵本なので、女性へのプレゼントにおすすめ。
クリスマスプレゼントにもぴったりです。

まってる。

(デザイナー 本橋)

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