【バイヤー:ふじもと】
前から公言していることですが、とにかく「グリーン」好きです(笑)
宝石は小さい頃から好きで、ただ、色が好きってだけで「エメラルド」がものすごくお気に入りで・・・(笑)
でも、大人になってこの業界に入って、いっちょまえに一通りジュエリーを経験して
私が今心惹かれるグリーンはズバリ「翡翠」です。
少し前まで「翡翠」と言えば、私にとって年齢を重ねないと美しく着けられないんじゃないかっていう
大人な宝石でした。
でも最近、中国からの観光客の方とかをよく見かけるようになって気づいたことが。
中国の方は、若い方も皆、わりと翡翠を着けているんですね。
若い方は、若い方なりに彫りが入っているような少し淡い緑の翡翠、とか。
きっと中国では昔から高価なものとして扱われてきたので年齢に関係なく身に着ける習慣があるのでしょう。
そんなことがあってから、翡翠ってもっと気軽でいいんだ~と開眼。
バイイングリストにも入るようになったんです。
今回、ご紹介しているのは、蓮の花が彫られた丸珠の翡翠。
これ実は、ただの「彫り玉」みたいな感じで置いてあったものを
手に取って、よ~~~く見たら「蓮の花」だったという(笑)
仏教徒でなくても、ご利益がありそうな蓮の花。
まさにアジアのラッキーモチーフ、でしょうか?
今から咲きはじめるっというつぼみを彫っているので、
どっち向きでもいいわけじゃなくて、上下があります!
よ~くご覧下さいね。
彫りについても1つ1つ手彫りですから、全く同じっていうものはありません。
かといって、そこは中国人。
微妙なものも多いので、とにかく蓮の彫りがきれいなものだけが欲しい!ってことで
小一時間しゃがんで選別してきました。
ちなみに「染め」てあるものも多い翡翠ですが、これは無染色のナチュラルカラー。
だから色にも濃淡があるし、1つの珠の中にも濃淡が混じっているものもあります。
↓色の違い、わかりますか?
それは天然の証なのでどうぞお気に入りを見つけてください。
翡翠がこんなふうなジュエリーになることもあまりないと思うのです。
ベーネならではのジュエリーです。
◆この蓮の花彫り翡翠を使ったジュエリー
◆こちらの翡翠を使ったジュエリーもお楽しみに♪
Facebookコメントはこちら