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2024.04.26

精緻なカット、たぐいまれな発色。希少石をこのクオリティで。

# 銀座サロン

最高級ルースを知り、手に取り、その威力を体で覚えていることが「品質を語る」上で非常に重要

最高級ルースを知り、手に取り、その威力を体で覚えていることが<品質を語る>上で非常に重要で、
それを知る日本人バイヤーは非常に少ない。

トップクオリティーを知らずして、ストーンバイイングはできない

とベーネ前会長水村は話します。
社歴50年を迎えたベーネが、水村から引き継ぎ、体に叩き込まれたこの
「体に染みついたあらゆる品質のルースを記憶にとどめ、次世代のバイヤーに確実に伝えると言う思い。
そして、それを宝石を愛する日本の人々に、確かな情報と共に伝えるとい意思。」
その思いを受け継ぎ、ベーネ銀座サロンは、独自のルース買い付けをしています。

ブラジル産パライバトルマリン GIA鑑別付き

ブラジル産パライバトルマリン 0.72ct 7.33x5.05mm 5,390,000円(税込み)GIA鑑別書付き

パライバとはブラジルの北東部にある州の名前で1987年に同州のペグマタイト鉱脈で産出されました。
1989年に世界の宝石マーケットにこれまでに例のない色調のトルマリンが登場し、センセーショナルなデビューをかざったあと35年以上もその類まれな色彩を持つパライバトルマリンは他に追随を許さないほどにそのステイタスを確立していきました。
トップカラーである信号機の青緑の色とネオンカラーはあまり見られなくなりました。

ベーネ前会長 水村が当時買い付けたパライバトルマリンの発色は、私たち後世人の体に叩き込まれました。
この1ピースは、まぎれもなく、信号機の青緑、ネオンカラーを併せ持ち,抜群のプロポーションを持ちます。

ブラジル産パライバトルマリン 1.05ct 7.49xs5.42mm 6,930,000円(税込み)

ベーネ前会長水村の運命の出会い。
1988年。パライバトルマリンのデビューです。
まだ名前も付いておらず、ネオントルマリン、エレクトリックトルマリン等様々な呼び方でした。
世界の中でパライバはまだメジャーになっておらず、この美しさに魅了された日本人である水村が主力で扱っていたのも手伝い、水村とある東京の大手の卸問屋で産地であるブラジルの州の名前をつけたらどうかという意見が鉱山主から出ました。
唯一の鉱山はバターリャという名前でしたが、発音もパライバの方が覚えやすく将来他の鉱山が出てきても大丈夫なように命名しました。

ブラジル産トルマリンにしばしばエメラルドのようなグリーン色を呈するトルマリンが見られます。
この発色はバターリャ鉱山にしか産出されず、その産出量は圧倒的に少なく、パライバトルマリンの希少な色と言えます。
この1ピースは、まぎれもなく、信号機の青緑、ネオンカラーを併せ持ち,極端に傷、インクルージョンが少なく、抜群のプロポーションを持ちます。

グランディディエライト マダガスカル産

グランディディエライト マダガスカル産 1.44ct 7.2x6.1mm 2,420,000円(税込み)

すべてにおいてトップクオリティを知っているかいないかで、その後のバイイングに違いが出る。
こうベーネ前会長水村に教えられてきました。
開山したばかりの鉱山は、非常にクオリティーの高いものが産出されます。
けれど、21世紀になり、良質な原石を産出する鉱山の閉山、枯渇で、かつてのトップクオリティーを手にする事が難しくなってきています。
グランディディエライトは、まさにその代表格。
グランディディエライトは、エメレージェバイト、ベニトアイト、ターフェアイトとともに、世界のトップ10に入る希少石です。
2015年11月2日、世界有数の経済紙フォーブスでは、世界で3番目に高価な宝石と評価されました。

グランディディエライトは18-20億年昔の古原生代の古い地質、極めて限定的な条件下で形成された宝石。

グランディディエライト マダガスカル産 1.44ct 7.2x6.1mm 2,420,000円(税込み)

マダガスカル南部一帯の地質は18-20億年昔の古原生代の古い地質です。
2014年5月から2016年3月までに得られたグランディディエライト原石は、わずか800kg。
このうち、透明な部分は60g。
それから30個ほどのルースがカットされましたが、1カラットを超える大きさは10個未満。
その後、ナミビア、スリランカなどの世界各地のほんのわずかな鉱床で発見されていますが、宝石品質の原石は希少。
それは、高温、低圧の極めて限定的な温度と圧力の条件下でしか成長しないため。
まさに、奇跡の重なり合いから誕生した宝石。
1.44CTのこのグランディディエライトのティールグリーンと言われる最高発色、透明感に満ち溢れ、極端に少ない傷、インクルージョンであるこのピースが、いかにレアか。

デマントイドガーネット ロシア産

デマントイドガーネット ロシア産 2.24CT 8.0mm

ロマノフ王朝に愛された宝石

その昔、ロシア皇帝や貴族しか持つことが許されなかったという稀少石「デマントイドガーネット」。
ロマノフ王朝の滅亡とともに採掘が一度途絶え、“幻の宝石”と言われていましたが、近年鉱山の再開発とともに再び採掘され始めました。
しかし、良質で鮮やかな緑色を放つデマントイドガーネットは極端に少なく、近い将来再び“幻の宝石”となる可能性が高いと言われています。

ウラル産デマントイドガーネットに見られるインクルージョンは、馬の尻尾のように見える事から“ホーステール・インクルージョン”と呼ばれます。
馬を愛するヨーロッパの貴族階級の間で“幸運の象徴”として古くから大変珍重されています。
このユニークな内包物は、ロシア産デマントイドガーネットの持つ特徴。


インクルージョンは、内包物なのでルースの輝きを邪魔する存在。
インクルージョンもあり、発色もいい、という2つの要素は両立しにくいものですが、この眩いほどの強い輝き、艶、テリ。
強い緑の発色でありながら、幸運のシンボル<ホーステールインクルージョン>をしっかりと内蔵した1ピース。
2.24ctのインパクトに精緻、ゆるぎないエッジの効いたファセット。
眩い!

カラーチェンジスフェーン ロシア産

カラーチェンジスフェーン 4.94ct 10.81mm 2,970,000円(税込み)

一条の光線をスペクトル色に変える

ファイア
ダイヤモンドと比較しても輝きの強さが上回るという、 一条の光線をスペクトル色に変えるファイアという特徴を持つスフェーン。
宝石の中では屈指の高い屈折率を持ち、眩い煌きと、ダイアモンドを凌ぐ高い光の分散でくっきりとファイアーが湧き上がります。
スフェーンのユニークな特徴としては複屈折があります。
スフェーンを光が通過すると屈折が二本に分かれます。
その結果、後端面が二重に見え、
この性質と強い多色性(違う角度から見るとジェムストーンの色が変わる)によって、色が変化するように見えます。

カラーチェンジスフェーン 4.94ct 10.81mm 2,970,000円(税込み)

けれど、これほどの強くまばゆい光を放つスフェーンでも、透明感を伴うものは、まず存在しません。
それはクラック状のインクルージョンを多く含みます。
そのため、ギラギラと光を放っていても、透明感を併せ持つものが極端に少なく、厚ぼったい印象を残します。
けれど、どうでしょう、この1ピースの、透明感。
ラウンドシェイプならではの精緻なファセットの重なり。
細かなファセットが施されているのではなく、エッジが極めて効いた幾何学二等辺三角形、正三角形の組み合わせのファセット。
透明なこっくりと濃いグリーンの地の中から、赤、オレンジ、イエローが強い意志を持って放たれ、湧き上がる様。
さらにロシア産。
5キャラットに迫るサイズ。
一見ラウンドシェイプに見えますが、ルース底面に施された二等辺三角形のファセットの連続で、多角が重なるラウンドになっています。

インペリアルトパーズ ブラジル産

インペリアルトパーズ ブラジル産 2.79ct 9.6x6.3mm 1,320,000円(税込み)

皇帝と冠される唯一の宝石インペリアルトパーズ

希少石とは、美しさ、耐久性を持ちながら、産出量が極端に少なく、地球上、または市場に存在する絶対量が少ない宝石。
鉱物の中でもレアなものを宝石と呼びますが、その宝石の中でさらにレアなものが希少石。
幸運に恵まれなければ目にする事さえ出来ません。

希少石との出会い、それはまさに一期一会。
それを手にするチャンス、それは偶然と幸運とが重なりあった瞬間です。

インペリアルトパーズ ブラジル産 2.79ct 9.6x6.3mm 1,320,000円(税込み)

トパーズの色でオレンジイエロー、オレンジ、シェリーカラー(赤みのあるオレンジ)のものを、インペリアル・トパーズと呼びます。
中でもシェリー酒のような、オレンジよりさらに赤みのかかったものは極めて少なく、この1ピースは、まさにその発色。
さらに、ルース両端に赤みを帯びたピンク。
美しいシェイプでオクタゴンカット、エッジの効いた長方形のファセットが施され、語彙を失うほどの美しさ。

バイカラートルマリン

バイカラートルマリン 8.3mm 2.46ct 605,000円(税込み)

地球の奥底で長い年月をかけて形成された宝石は、地球上の森羅万象の色をもつ。

希少石とは、美しさ、耐久性を持ちながら、産出量が極端に少なく、地球上、または市場
に存在する絶対量が少ない宝石。
鉱物の中でもレアなものを宝石と呼びますが、その宝石の中でさらにレアなものが希少石。
トルマリンの中でも、パライバトルマリンは希少石と呼ばれますが、それ以外のトルマリンは産出量も多く、親しみやすい宝石でもあります。
けれど、どうでしょう。
このバイカラートルマリンの見事な発色。
まさに希少色。

バイカラートルマリン 8.3mm 2.46ct 605,000円(税込み)

まさに地球の奥底で長い年月をかけて形成された宝石は、地球上の森羅万象の色を持つ。
こっくりとした赤ピンクのその端に、三日月のシルエットでオリーブグリーンが湧き上がる。
燃えるような夕日を仰ぎ見るような、月食の神秘に触れるような、冬の大三角のベテルギウスとプロキオンを結ぶ辺の上、天の川の中にある薔薇星雲に思いをはせるような色の重なり。

フォーレストグリーントルマリン ブラジル産

フォーレストグリーントルマリン 10.44×11.16mm  5.65ct 1,210,000円(税込み)

あなたが選ぶ宝石の色はあなたの心の中の色を持つ。

世界でも、日本ほど春夏秋冬が明瞭に現れる国はありません。
源氏物語では、女性たちは四季を十二単の色重ねで表現していたように、日本人の感性は美しい四季の彩りの中で育てられてきました。
抜けるような青空。
赤、黄色に染まる木々の葉。
早まる夕暮れ。
深く紺色に澄む夜空。
薫る金木犀。
ビロード色の苔。
大きさを増す満月。
肌をなでる空気は心地よく冷たく、疲れた体が覚醒する刺激。

フォーレストグリーントルマリン 10.44×11.16mm  5.65ct 1,210,000円(税込み)

地球の奥底で、気の遠くなるような年月をかけて形成された宝石は、地球上の森羅万象の色をもって現
れる。
このフォーレストグリーンのトルマリン。
かつて、ヨーロッパを覆いつくしていた深い森。
その森を切り開くことから、人間の意識の目覚めと文明は始まった、といわれています。
古代神話、中世の騎士物語、ダンテの『神曲』、デカルトやルソーの啓蒙思想、グリム童話、近代詩など、さまざまな文学における「森」のイメージ。
トルマリンに特有のインクルージョンなどまったく感じられないほどの透明感。
その中に一筋のアクアブルーの帯を宿している。
他の追随を許さない美しさは、まさに孤高の美。


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