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2024.05.02

ルースって何?人気急上昇、話題のルースの意味と楽しみ方。

# 宝石の基礎知識

今、日本ではかつてないほどのストーンブームが巻き起こっています。
全国各地でミネラルショーも多数開催され、日本人だけではなく世界中のストーンバイヤーが日本にパワーストーン、原石、鉱物、宝石を披露。
アニメでも<宝石の国><宝石商リチャード氏の謎鑑定><七つ屋 志のぶの宝石匣>なども世代を超えて大人気。
そんな中、<ルース>という言葉が多く出現。
ジュエリー業界では普通に使われている<ルース>とは、どんなものなのでしょう。

<地球の奥底で何千年、何万年もの時間をかけて形成された原石に人の手によるカット、研磨が施され、1粒の宝石=裸石=ルースになります。

宝石の原石をカット、研磨しただけの状態のものを<ルース>と呼びます。
上の写真はガーネット原石から、カット職人がカット、研磨し、出来上がったルースの状態です。
原石の状態から、宝石品質の部分だけを切り出し、ファセットというカット面を付けていきます。
そうすることで、原石ではわかりにくかったその原石そのものが持つ発色やきらめきが引き出されます。
<地球の奥底で何千年も何万年もの時間をかけて形成された原石に人の手によるカット、研磨が施され、1粒の宝石=裸石=ルースになります。

原石の性質(たち)を生かしたルースのカット、ファセットの形、組み合わせを楽しむ。

それぞれの宝石原石には硬度、へき開性、バイカラー、多色性など、個別の特徴があります。
その個性を生かし、最大にその魅力を引き出すのがカット、研磨。
ファセットのつけ方、原石に対するシェイプ(形)の選択、結晶軸のとらえ方。
原石の中の色の濃淡、バイカラーの様子。
発色重視、つや重視のカット方向などなど、ルースの状態の時だけしか見ることができないディテールを様々な光源で楽しんでください。

ルースの上面から、下部から見た時の印象も大きく変わり、上面から見える発色の鍵を下部の色だまりや、ファセットの組み合わせが握っていることに気が付くかもしれません。

UVライトやペンライトで劇的にカラーチェンジするルースもあります。
まさにジギルとハイド。
1つのルースが持つ神秘の2面性もルースを楽しむ醍醐味です。

ベーネ御徒町 卸専門ルースショップで開催 ベーネルース販売会は毎月第3土曜日。

ベーネ銀座サロンでは、専門のストーンバイヤーが在中する御徒町卸専門のルースショップを毎月第3土曜日に開放しています。
ご予約制ですが、ゆっくりと様々なルースを手に取ってご覧いただけます。
ベーネ銀座サロンでも、1ミリサイズのカラーストーンルースから、上質なカット、研磨が施されたルースが揃っています。
ぜひ一度、地球の神秘を抱えるルースをお気軽に楽しみにお出かけください。

御徒町ルース販売会でもご覧いただける、サロン新着ルースの情報は、ベーネ銀座サロンのInstagramにて随時紹介しています。
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