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2024.03.31

ジュエリーを着けっぱなしにしてはいけない理由。

# ジュエリーライフレシピ

その理由を知ると、ジュエリーの身に着け方が変わります。

結婚指輪やお気に入りのリング、肌身離さずのピアスやネックレス。
ジュエリーは金属で丈夫だから寝る時も、お風呂に入る時も、お料理するときも身につけっぱなし。
いつまでも、美しく輝くジュエリーライフのために、知っておいていただきたい大切なこと、お伝えします。

ジュエリーに溜まってしまう汚れ。原因は皮脂汚れ、垢、石鹸。

お風呂に入る時、お料理をするとき、手を洗う時、石鹸、洗剤を使います。
<最後に綺麗に水で流すから、離さず身に着けていても、いつもきれいに洗っている状態だから。>とお話くださる方も多いのですが、最も大切なのは<乾燥させること>です。
タオルで拭いていると言っても、表面を拭く事はできても、肌に密着している部分はしっかり拭いてあげる事は出来ません。
生乾きの状態が続くと、拭かれなかった水分はジュエリーの裏側部分(石枠など)に水垢として溜まっていきます。

ジュエリーをつけっぱなしで起こる汚れ。

ジュエリーは下着と一緒で、直接肌につけることの多いものです。
そのため、汗や皮脂の影響を受けます。
日常で使うシャンプー、石鹸、掃除、洗濯、食器洗いに使う洗剤、化粧品などには油分が含まれています。
この油分がきれいに流しきれないと、石鹸カスとともに汗や皮脂がそこに重なり、こびりつくようになります。
ジュエリーは細かな細工でできています。
石をより光らせる光穴や、繊細な細工の中に、この汚れは特に入り込みやすく、簡単な洗浄では落ちにくくなり、次第次第にくすんできます。

頑固な汚れは通常の洗浄では綺麗になりません。

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この写真をご覧いただくと、汚れが強くこびりついた状態がわかります。
ダイヤもくすみ、地金も酸化し変色しています。
こうなると、ご家庭での洗浄、クリーニングでは汚れが取れません。
無理に洗剤やブラシで汚れを落とそうとすると、地金に傷がついたり、石を留めている爪が開いたりと、石外れや細かな傷の原因になります。

ジュエリーの着けっぱなしは、皮膚が傷ついてしまう要因にもなります。

寝るとき、ネックレスを着けたままにしてませんか?
寝ているときは無意識だから無防備。
ネックレスのチェーンが絡まったり、パジャマやまくらなどに引っかかってひっぱられると首の皮膚を傷つけてしまいます。
また、思いがけずに寝ている時間は汗をかいています。
これも汚れの原因になります。
つけっぱなしで寝ると、皮膚を傷つけるだけでなく、チェーンが切れたりとジュエリーが壊れる原因にもなります。

ジュエリーを長く美しい輝きを楽しむために大切なポイント。

ジュエリーを着けっぱなしでいると様々なトラブルが起きる、その原因をお伝えいたしました。
長く美しく輝くジュエリーライフを楽しむために大切なポイント。

ジュエリーは身支度の最後に着けて、帰宅後、最初に外して、ジュエリークロスで一拭き。

一日、身に着けているということは、下着と一緒。
体の汚れがジュエリーにも付着しています。
さっとひと拭きすることで、油脂にまつわる汚れを取ることは、長くジュエリーをきれいに身に着けていただくためにとっても大切なポイントになります。

ベーネ銀座サロンでは、その場でジュエリークリーニングをさせていただきます。
ジュエリー製作最後に使う専用の洗浄機でのクリーニングで、たいていの汚れが取れます。
また、同時に爪の状態、石動きもチェックしています。
宝石の中にはエメラルドや真珠など、通常のジュエリークリーニングで石に影響を受けてしまうことがあります。
汚れをクリーニングしながら、ジュエリーの細部点検をさせていただきます。